ICがマイホームを建てました。

インテリアコーディネーターがマイホームを建てたらこうなったよ、というおすすめ&失敗話からインテリアに関するあれこれをご紹介するブログです。

インテリアコーディネーターってどうすればなれるの?

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
前回は、インテリアコーディネーター(以降ICと略させていただきます)のお仕事内容についてご紹介しました。

今回は、そのICになるにはどうすればいいの?というお話をしたいと思います。
 

インテリアコーディネーターという資格

前回でもふれましたが、ICは公益社団法人・インテリア産業協会の認定資格です。
そちらが主催する資格試験に合格することで、晴れて「インテリアコーディネーター」として名乗ることができます。
ただし!
ICの資格は、資格を取得したからといってできる仕事ではありません。
「名乗れる」のと「仕事ができる」は別問題です。
ではさっそく、「名乗れる」ようになるまでのお話をしていきます。
 

インテリアコーディネーターの資格を取得するには?

資格試験は、一次試験(マークシートによる択一式の学科)、二次試験(記述式によるプレゼンテーション、論文)があります。
試験内容については公式サイト他多数サイトに掲載されていますが、このブログでは一経験者の主観も交えた内容でお届けできたらと思います。
 

一次試験:

マークシートの択一式なのですが、非常に広い試験範囲からの出題、かつ問題数が多く一問にかけられる時間が少ない・・・と、けっこうハードです。。
そのため合格率は毎年だいたい25~30%あたりで、けっこう難関試験だったりします。
ICとはいえ、ICの仕事内容やインテリア商品の知識(歴史や構成、商品展開等)だけでなく、建築物の構造、工法等、建築基準法に関する知識も求められます。
(詳しく知りたい方はインテリア産業協会のHPにてご確認ください)
 
とはいえ、建築業界で仕事をしていた方なら既知の情報も少なくないので、独学での合格も無理な話ではないでしょう。
業界初心者の方の場合は、覚えるポイントを効率よく教えてもらえるので、スクール等の検討をオススメします。
(ただし資格取得のためのスクールは、ICの実際の仕事に関して学べるわけではないのでご注意ください)
 

二次試験:

二次は一次合格者のみが受験できる試験で、もし二次で落ちてしまっても一次合格から3年間は猶予が与えられます。(二次からの再受験が可能)
内容にはプレゼンテーションと論文の2種類があります。
 

プレゼンテーションについて

提示された条件(家族構成や間取りに関する希望等)を踏まえたインテリア計画を立て、その計画をプレゼンするための資料作りが課題となります。
プレゼン用の図面(平面図や展開図、パース等)を作図するわけですが・・・
まず最低条件として提示された条件を全て満たしていなければならず、これを1つでも見逃していると合格は厳しいといわれています。
後は制限時間内に指定された図面、枚数を作図しなければならないのですが、これが本当に時間との闘いです!
正確かつ分かりやすい図面でなければならないし、着色も求められるしで、考え込む時間はほとんどありません。
そのため、過去問などを元に図面やパースをとにかく描きこんで、早く正確に書けるようになることが重要です。
一次は暗記が得意な方なら初心者でもパスできるかもしれませんが、二次はプロに描き方を学ぶことを強くオススメします。
分かりやすい図面の描き方というのもコツがありますからね。
 

論文について

自分がICであるという設定で、いくつかの質問に記述式で答える形式です。
様々なシチュエーションにおいて専門家として的確に答えられるかが問われる問題で、一次で求められる知識に加え、正確な状況判断とそれらを表現する応用力、作文力を鍛える必要があります。
こちらも作図同様、初心者の方の場合はなかなか独学では難しい内容かと思います。
落ちたって何度もチャレンジすればそれだけ身に付くさ!とポジティブに粘れる方は別ですが、「効率よく短期間で資格取得したい方」はスクールに通うなどプロのレクチャーを受けることをオススメします。
 

インテリアコーディネーターの仕事ができるようになるには?

では、無事にICの資格を取得できたところで。
ICとして「仕事ができる」になるにはどうすればいいのか。
 
建築業界やインテリア業界ですでに仕事をされている方にしろ、まったくの業界初心者の方にしろ。
急にフリーランスとして働くことは難しく、まずは会社員等どこかに所属してのお仕事になるかと思いますので、その前提でお話していきます。
 

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業界ですでに仕事をされている方の場合:

基礎的な知識が身についていたり、業界内の人のつながりや仕事の流れなどもある程度把握されていると思うので、ICへの転身はそれほど難しくないと思います。
在職する環境にIC職のポジションがあるのなら、IC資格を取得したうえで異動願い、転属願い等を申請することで叶う方もいるでしょう。
会社によっては、熱意があれば資格取得前でも転属を認めてくれるところもあるようです。しばしばIC不足の話を耳にするので。
中小規模の住宅会社では自社員のICはいないところも少なくないので、そういった場合はIC職のある会社へ転職をするのが早いかと思います。
 
とはいえ、急に対お客様と打合せができるわけではないので、配属されたらまずは先輩ICに付いて打合せの仕方や仕事のノウハウ等の実務を勉強させていただきながらのスタートとなるでしょう。
ICの仕事は、いかに上手に商品を提案して販売につなげられるかという営業スキルも求められます。
(あくまで前提はお客様の要望の中で、ですけどね)
それらのスキルは、資格試験をパスしただけでは得られないものであり、経験で身に付けていくしかありません。
特に重要なのは、ヒアリング力と提案(プレゼン)力でしょうか。
とにかく先輩の仕事からいろいろ学び、場数を踏んで慣れていくしかありませんね!
 

業界自体が初心者の方の場合:

IC職としてのスタートは、業界にどれほどいたかどうかで大きく変わってきます。
例えば、寸法値はmm単位で話すのが当たり前なので「ここの幅250でお願い」なんて会話ですぐに「250mm=25cm」と認識できるか。
そういった大小様々な業界ルールにも慣れておく必要があります。
 
そのためIC職を希望するのであれば、資格取得前から建築業界やインテリア業界に身を置いておくことをオススメします。
資格取得後にIC職として仕事をしたい!と思っても、業界初心者かつIC職未経験となると、実際採用にこぎつけることはとても困難だからです。。
ICポジションでなくても事務職やモデルハウスの受付、インテリアショップでの販売員など、できるところからでかまいません。
まずは業界の空気や独自ルールに事前に慣れておくことが、後々ICとして仕事をする際にとても助けになります!
そこでできた業界内の人とのつながりから、資格取得後のIC職への転身話もチャンスが作りやすくなりますよ♪
 
 

いかがでしたでしょうか。
ICになるための筋道について、主観満載でまとめてみました。
地域差も大きいと思いますが、ずっと不足気味な職業なので、しかるべき順序で正しい努力を怠らずに目指せばICになることは決して難しいことではない!です。
 

ちなみに私はというと。
就職活動時にすでにIC職に興味があったものの、建築科卒でもなかったし就職氷河期だったしで、IC職のある住宅会社には残念ながら就職できませんでした。
が、気持ちを切り替えて「とりあえず建築業界に身を置いて知識を付けよう!」と事務職採用で住宅会社に入社し、建築業界でのお仕事をスタートさせました。
数年働いた後、とある理由で会社を辞めて数か月後。(とある理由についてはまた改めて^-^)
住宅会社勤務時代の知人から「フリーランスのICさんがスタッフを探しているんだけど興味ある?」とお話をいただき、そこでお仕事させていただけることになったのです。
IC職に関してはド素人でしたが、ICの資格は取得していたので採用していただき、一からいろいろと教えていただきながらお仕事を覚えていきました。
そこで数年勉強させていただき、晴れてフリーランスのICとしてお仕事をスタートさせて今に至ります。
こういったパターンはだいぶまれだとは思いますが、これも業界に身を置いていたからこそだと思っています。
事務職でも勉強になることはたくさんありましたし、そこでの人とのつながりが今でもお仕事に多数つながっています。
 

今後もICのお仕事について紹介していきますので、ご興味のある方はぜひお楽しみに♪
 
以上、ご参考になることがあればうれしいです。
ではまた!
 
 

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