インテリア(デザイン)と収納(機能性)の両立を目指すお家づくり

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ある技法を使って!年中楽しめる簡単リース作り

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
前回のクリスマスツリー風ディスプレイに続き、

枝物を使った壁面ディスプレイをもうひとつご紹介したいと思います。
こちらはこのタイミングで飾りましたが、特にクリスマス感はありません・・・
かわいい花材を見つけてしまったので、ついつい購入してしまいまして・・・
特に季節を縛らない花材なので、ドライになってからもしばらく楽しめるかなと思っています。
年中楽しめてコスパがよい、簡単なリースづくり。
適当にやってもそれが味になるので(味と思えば味になります!笑)、興味がある方はぜひお試しください♪
 

年中楽しめる簡単リースを手作りしてみた。

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今回使用したのは「アオモジ」という植物で、実に見える緑色の球体は、実は花のつぼみなんです。
3~4月頃に白くて小さな花が咲くそうですが、年末~2月頃のこの時期は、このようにつぼみの状態で市場に多く出回るそうです。
小ぶりで明るいグリーンのつぼみは、それだけでもかわいいですよね♪
通路の白い壁に掛けるさりげないディスプレイを作りたいなと思っていたので、今回はこのアオモジ1種類のみでシンプルなリースを作ってみました。

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made with Aomoji
 

枝物を購入するときのポイント:

枝物は購入する時から、すでに勝負(?)が始まっています!
花やつぼみ、実の付き具合に目がいきがちですが、意外と枝のラインも重要です。
枝の自然なカーブを有効活用するとリースが作りやすいので、購入時に枝ぶりをチェックしましょう。
リースづくりに限らず、フラワーベースに挿し入れて飾るときにも枝のラインに特徴があるものを選ぶと、よい雰囲気が出ます。
 

作り方:

①枝分かれしている箇所にハサミを入れて、枝を分ける
大きな枝1本のままでリースを作るのは扱いが大変なので、枝を細分化して扱いやすくします。

②余分な小枝は取り除いておく

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後からでもできますが、次の③の作業をするうえで邪魔になりそうな部分は最初に取り除いておくと作りやすいです。
ただし、多少小枝があった方が動きがあって自然な感じになるので、取り除き過ぎに注意です!

③枝を矯める
「矯める(ためる)」とは、まっすぐな枝物を曲げて自由な形、曲線を作る いけばなの技法です。
力の入れ具合などちょっとコツがいるので、慣れないと枝を矯めれずに折ってしまうのですが、これができるといろいろなアレンジを楽しめるようになるので、ぜひチャレンジしてみてください♪

1)枝の下部を利き手と反対の手で持つ
(すみません、私は左利きなので分かりづらいかもしれません)

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2)利き手の親指を曲げたい箇所の下面に当て、残り4本の指を枝を挟むようにして持つ

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3)親指でぐっと下から押し上げ、それを4本の指で上から押さえる

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上下の力が同じだと枝は曲がらないので、親指の力を強めに。
1点に強い力がかかると枝が折れてしまうので、上から4本の指で押さえて力を分散させて、少しずつ枝を曲げていきます。
ぎゅ―っと長く押すより、ぐっぐっとリズミカルにやった方が1点に力がかかりすぎないので、折れづらくなります。

4)3)の動作をしながら、指の位置を少しずつ下から上にずらしていく
枝の下部(太い方)から上部(細い方)へ向かってやった方がきれいに曲線ができます。

5)曲げたい箇所は重点的に③を繰り返し、好みのカーブにしていく

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枝がカーブを描いているのが分かるでしょうか?これで「矯める」ことができました!

④矯めた枝を輪になるようにまとめながら、ワイヤーなどで留めていく
このアオモジのように小さなつぼみや実、葉が多くついている場合は、それら同士を絡ませることで留めることもできます。

⑤小枝や実のつき具合のバランスをみながら、余分な個所は取り除いてできあがり!
 
 

いかがでしたでしょうか。
ほんとにシンプルなリースなので、人によっては物足りないかもしれませんね。
通路に飾るものなので、目にも場所的にも邪魔になり過ぎないデザインを意識しました。
 
いけばなをやっていて花に触れることに慣れているということもありますが、私はこういう花遊びがとても好きです。
夢中になって植物に触れていると次第に無心になっていくので、私のストレス発散のひとつにもなっています。
最近はあまり頻繁にいじれていませんが、また次のディスプレイができたらご紹介したいと思います♪
 
以上、ご参考になることがあればうれしいです。
ではまた!
 
 

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