インテリアコーディネーターのマイホームづくり。

インテリアコーディネーター直伝・家づくりやデコレーション、モノ選びのポイント、時々DIYなどの情報をつらつらとしております。

建物探訪@清春芸術村

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
ずいぶんと間が空いてしまいました。
体力がついて昼寝が極端に減った娘との日々の格闘&平日ワンオペで、時間と労力が不足している今日この頃です。
少し投稿ペースがこれまでよりもゆっくりになりそうですが、引き続きご覧いただけたらうれしいです。
 

さて、先日家族で山梨県清里に遊びに行ってきたのですが、ついでに少し足を延ばして建物探訪をしてきました。
建物探訪が好きなのですが、妊娠&出産を機にとんと行けていなかったので、4年ぶりくらいでしょうか。
ちびっ子と一緒だと一眼を首から下げて歩き回るのも難しく、スマホで撮影&隙あれば写り込もうとする子と格闘しながらという悪条件下で思うような撮影ができなかったのはやや心残りですが、これもこれでいい思い出ということで笑
すばらしいところだったので、ご紹介できたらなーと思います。
よかったらお付き合いください。
 

建物探訪@清春芸術村

訪れたのは、山梨県北杜市にある「清春芸術村」。

銀座の老舗ギャラリー・吉井画廊のオーナーだった吉井長三氏によって創設されました。
今は地図にない昔のこのあたりの呼び名「清春」の名をつけて、アーティストの創作と交流の場として作られた文化複合施設です。
お恥ずかしながら、今回の旅行まで存在を知らなかったのですが・・・
こんな場所に(←失礼)名だたる建築家達の作品が集合してる場所があったなんて!
ということにまずびっくり。
 
基本的には写真撮影OKなので、いろいろと撮ってきました。
(一部の美術館内は撮影NG)
写真と共にどうぞご覧ください♩
 

「ラ・リューシュ」

ギュスターブ・エッフェル氏設計。
パリのエッフェル塔の設計で有名な方ですね。
現在もパリに記念建築として残されているものと瓜二つのものが、ここ山梨県に建てられています。
当初はパリで取り壊しが決まっていたものを買い取って日本に移築しようとしていたそうですが、一転パリでの保存が決定したので、清春芸術村創設者の吉井氏が設計図を買い取って同じものを日本に建築したのだとか。
すごい執念!
特徴的な16角形と趣あるレンガが、敷地内でもシンボリックな存在でした。
本物と同様、現在もアーティストの制作の場として使われているため、内部は公開されていません。
一部エントランスやミュージアムショップなどとして開放されていたところをパシャリ。

またフランスに行ける時が来たら、元祖も見学に行きたいなー。
 

「光の美術館」

安藤忠雄氏設計。
安藤氏の光の~シリーズといえば有名な「光の教会」がありますが、こちらは美術館。
象徴的な無機質コンクリートと、差し込む自然光のコントラストがとても美しいミニマルなデザインの空間でした。
一般的な美術館は、窓はなくすか極力小さくして照明の光で作品を照らしますが、この美術館はそういう常識の逆をいっていて、大きく切り取られた窓から入る自然光で魅せるのが特徴です。
他に見学者の方がいなかったのをいいことに、トイレはもちろん、コンセントや窓の収まりなどまでカメラ小僧よろしくパシャパシャ撮りまくりでした。
(こちらの美術館は館内撮影OKです)

 

「ルオー礼拝堂」

谷口吉生氏設計。
宗教画家・ジョルジュ・ルオー氏を記念して建てられた礼拝堂だそうです。
ルオー氏自身が制作したステンドグラスやキリスト像をルオー氏の次女から贈られたのをきっかけにつくられた礼拝堂だとか。
礼拝堂内にはその他にルオー氏の銅版画も数点飾られています。
キリスト像はありますが、特定の宗教にこだわらずに気持ちを落ち着けられる場所・・・そんな空間でした。


同じく谷口吉生氏設計の「白樺美術館」もあったのですが、中を鑑賞して建物を撮影するのを失念しておりました。
(こちらは館内撮影NGです)
 

「茶室 徹」

藤森照信氏設計。
藤森氏の茶室といえば、木の上に作られたものがいくつかあったと記憶しておりますが、そのうちのひとつに出会うことができました。
小さいながらひときわ目を引く建物は、高さは地上約4m、茶室内は1.7坪だそうです。
残念ながら外観の見学のみで茶室内には入れませんが、茶室内からだと桜や八ヶ岳を鑑賞できるのでしょうか。
茶室内の様子は公式サイトで確認できるので、そちらをご覧ください。
 

「白樺図書館」

雑誌『白樺』の復刊版や、白樺派ゆかりの作家による文学ならびに美術書を中心に揃えた図書館だそうです。
(公式サイトより引用)
図書館長は谷川俊太郎氏ということで、我が家も娘の絵本でよくお世話になっているのでぜひ入館してみたかったのですが、残念ながら現在は書庫整理中ということで入れませんでした。
外側のガラスから中が少し見えたのでパシャリ。
カラフルなパントンチェアがかわいい♡
それだけでも期待値がぐぐーっと上がったので、次回来ることがあればぜひ中にも入りたいです。
 

エッフェル塔の階段」

1989年、エッフェル塔完成100周年を迎えた際に、フランスから清春芸術村に移設されたエッフェル塔の一部。
そのお隣に立っているのは、現代美術家セザールによるエッフェル像です。
(公式サイトより引用)
広い敷地にぽつんとある螺旋階段が、なんともアーティスティックでした。
 

「親指」

セザール氏作。
上のエッフェル像を制作されたセザール氏ですが、同氏による作品がもうひとつ。
セザール本人の右手の親指を型にとり、約3mの大きさまで正確に拡大したものなのだそうです。
そのあまりの大きさに娘も「ゆびがあるよ!あれだれのゆび?」と興奮しておりました笑
 
 
その他、陶芸工房や梅原龍三郎氏のアトリエなどがありましたが、諸事情で今回は断念。
気になる方は公式サイトでご覧ください。
 

あとは期間限定と思われる展示物がありまして。
昨年開催された「HOKUTO ART PROGRAM(北杜アートプログラム)ed.1」で制作された作品が今も庭園に残っていました。

「森の体験を切り取るテント DROP

永山祐子氏作。
アートプログラムで出された「テント」というお題のもと制作されたそうです。
雫の形をした透明なテントがふたつありまして、ひとつはラウンドテーブルとチェアが配置されたスペース、もうひとつはソファ(LC2かな?)と小さなテーブル、ベッドが配置されたスペースです。
木の位置など周囲環境を3Dスキャンして枝の向きや葉の広がりなども考慮しながらテントの大きさ、高さ、位置を決めていったそうです!
「絶妙に木と木の間にすっぽり入っているけど、どうやって作ったんだろ・・・」と不思議に感じていたので納得です。


いつまで残されるか今後の予定については公式サイトにも記載がないので、気になる方はお早めに足を運ぶことをオススメします。
 
 

以上、今回めぐった建物や作品を一挙に紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
写真やネットでは感じ取れないサイズ感とか質感とか空気感とか・・・
本物を見るってやっぱり大事だなーと改めて思った久しぶりの建物探訪でした。
 
なかなか頻繁には行けないので、過去に訪れた建物についても少しずつご紹介できたらと思います。


ではまた!
 
 

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