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徹底比較検討!大型加湿器導入までの道のり

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
湿度対策に悩んでいた我が家が、ようやく大型加湿器を導入したお話をしました。

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元々の性格上、何かを比較分析したりとことん追求することに労力をいとわない(どちらかというと喜びを感じる)タイプなので、加湿器導入に至るまでにも数種類の加湿器を時間をかけて分析しました。
最終的に1台を選んだわけですが、その比較検討した様子もどなたかの参考になるのでは!と思ったので、まとめてみました。
 
そろそろ冬も終わりが見えてくる頃で、乾燥との闘いもひとまず休戦に入ろうかというタイミングですが・・・
決算時期ということでお得に買えるタイミングではあると思うので、ずっと購入を検討しているという方はぜひこの機会に♪
 
それでは、どうぞお付き合いくださいませ。
 

大型加湿器導入!の前に考えること

そもそもですが、まずは加湿器の種類について。
加湿器はその加湿方式によって大きく分けて4つの種類があります。
インテリア好きならデザインも重要ですが、加湿方式によってそのスペックは大きく異なりますので、どんなタイプの加湿器が合うか、まず知っておく必要があります。
 
ちなみに、加湿器導入の際にさらっと「我が家はスチーム式一択!」と書きました。
我が家が加湿器に求めるポイントや、メリットデメリットのバランスから至った結論です。
加湿方式の種類については詳しくまとめたサイトがたくさんあるので、気になる方は別途調べていただきまして。
ここでは各方式の簡単な特徴と、こだわりポイント別の比較をまとめました。
 

加湿方式の違い:

①超音波式

超音波でミスト(霧)を発生させる方式。
超音波の振動で発生させたミストにファンで風を当て、空気中に拡散することで部屋を加湿する。
 

②スチーム式(加熱式)

水をヒーターで加熱して蒸発させ、その湯気(水蒸気)をファンで空中に送り出して加湿する。
やかんでお湯を沸かすイメージ。
 

③ハイブリッド式(加熱気化式)

水を含ませたフィルターにヒーターとファンでつくった温風を当て、水分を気化して放出する。
濡れたタオルをドライヤーの温風で乾かすようなイメージ。
 

④気化式

水を含ませたフィルターにファンで風を当て、気化した水蒸気を放出して加湿する。
濡れたタオルに強風の扇風機の風を当てるようなイメージ。
 

加湿方式別に比較:

4種類の加湿方式を、項目別に〇・△・×で比較してみたものがこちらです。
〇=優 △=普通 ×=劣

加湿方式 ①超音波式 ②スチーム式
(加熱式)
③ハイブリッド式
(加熱気化式)
④気化式
衛生面 ×
お手入れ × ×
加湿力 ×
デザイン性
安全性 ×
水滴 ×
室温への影響 ×
電気代 ×
本体価格 ×

 

ちなみに、我が家が加湿器に求めるスペックはこの通りです。

優先度・高

・衛生的である

・お手入れが楽

・加湿力

・デザイン性

優先度・低

・騒音

・電気代

※あくまで一個人の好みですので、これが正解というわけではありませんよ
 

優先度の高い「衛生面」「お手入れ」「加湿力」という点において、スチーム式が一番優秀であることが一目瞭然!
デザイン性に関しては「△」ですが、あくまで超音波式が優れているということで、スチーム式が劣るわけではありません。
実際に商品を探してみてからの判断になるだろうということで、デザイン性以外でダントツに我が家の希望スペックを満たしていた「スチーム式」が選ばれることになりました。
小さい子供がいるので「安全性」も考慮したいところですが、設置場所次第で対応できると判断しました。
 

スチーム式大型加湿器を徹底比較!選ばれたのは・・・?

加湿方式が決まったので、さらに細かい希望を考えていきます。
 
ここで再びの、我が家が加湿器に求めるスペックは

・衛生的である(スチーム式選択でクリア)

・お手入れが楽(形状や取り外せるパーツの種類、数など)

・加湿力(スチーム式選択でクリア)

・なるべくシンプルなデザイン性

・適用床面積が最低12畳以上

・給水が楽

チャイルドロック機能付き
 

これらを検討材料にしますが、なんといっても最重要スペックは「大容量」!
ということで、大容量な商品をピックアップしたものがこちらです。
 

①KSF-M100/山善 YAMAZEN

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・お手入れ:水タンクを取り外して丸ごと洗えるから、お手入れがラク

・デザイン性:シンプルで無駄のない円柱形で悪くない!

・適用床面積:木造和室で約20畳、プレハブ洋室で約33畳

・給水方法:上から注げる簡単給水。水タンク(取っ手あり)を取り出して給水も可能。

・タンク容量:約10.0L

チャイルドロック機能:あり。運転・停止時の動作の制限可能。

・参考価格:16,800円(税込)

連続加湿時間が長いのもポイントで、加湿モードによっては丸一日加湿が可能。
大容量タンクのおかげでこまめに水を補給する必要もないので、つけっぱなしにしたい方にはオススメ。
ただし、その分本体が大きめ(約W34×D34×H44.2cm)なのが唯一のネックかな。
 

②EE-RR50/象印マホービン ZOJIRUSHI

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・お手入れ:フッ素加工の広口容器でお手入れが簡単。

・デザイン性:ポットそのもののようないでたちで、正直かっこよくはない・・・。

・適用床面積:木造和室で8畳、プレハブ洋室で13畳

・給水方法:ふたを開けて上部から注ぐ、見た目そのままポットのように簡単。

・タンク容量:3.0L

チャイルドロック機能:チャイルドロック、ふた開閉ロック、転倒湯もれ防止構造。

・参考価格:11,000円(税込)

残念ながら我が家の求める容量にはやや足りないものの、デザインに目をつぶればそれ以外はとても魅力的な商品。
いろいろなところでこちらの商品がオススメされているのも納得です。
 

③コアミスト ST-T2127/THREEUP

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・お手入れ:各パーツを分解できて、隅々までお手入れしやすい。

・デザイン性:一番好みのシンプルなデザイン!

・適用床面積:木造和室で12畳、プレハブ洋室で19畳

・給水方法:広い給水口で水を入れやすいが、上から給水できるタイプではない。
      タンクに取っ手がないので、持ち運びがやや不便そう。

・タンク容量:4.5L

チャイルドロック機能:あり、転倒時自動オフスイッチあり

・参考価格:10,780円(税込)

湿度設定、おまかせ運転、エコ運転、オフタイマー設定など機能も充実。
今回の調査で、とにかくデザイン性はピカイチかと。
適用床面積がもう少し大きければ、給水方法がやや難でも個人的には採用を検討したいほど。
 

④RS-E1527/レッドスパイス

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・お手入れ:メーカーサイトにも詳細情報なしで不明。
      本体図を見る限りシンプルな構造ではないので、面倒そうと推察。

・デザイン性:好きな方もいるかもしれないが、我が家には合わないな・・・

・適用床面積:62畳。

・給水方法:上から注げる簡単給水。

・タンク容量:27.0L

チャイルドロック機能:なし

・参考価格:15,400円(税込)

移動しやすいキャスター付き。リモコンもあり遠隔操作が可能。
適用床面積は、他を圧倒の容量!
が、チャイルドロックもないし、やはりこれはオフィス向きかなぁ。

他にもハイブリッド式の大容量タイプはあったりしましたが、よく見るとお手入れがやや面倒そうな構造だったり。
お手入れが簡単そうでいいじゃん!と思うと容量が足りない・・・。
そもそも一般家庭では大容量タイプ自体需要が少ないと思うので、いたしかたないのかもしれません。
比較検討に上げられる商品自体が少なかったので、どれにしようか悩むということはあまりなく、我が家は「①KSF-M100/山善」を採用することにしました!
 
ちなみに。
加湿のしすぎは結露やカビの発生原因にもなるので、空間のサイズに合わせた加湿器選びが大切ですよ!
 
 

いかがでしたでしょうか。
比較検討するのは好きでも、それをまとめるというのはけっこう骨の折れる作業であることが今回分かりました笑
一般的な「おすすめ〇選!」よりは少し踏み込んだ内容での比較検討となるので、どなたかの参考になればうれしいです。
何より自分の備忘録にもなるので、今後も比較検討してお気に入りを見つけた際にはご紹介していきたいと思います!
 
ではまた!
 
 

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