インテリア(デザイン)と収納(機能性)の両立を目指すお家づくり

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Web内覧会:階段編

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
Web内覧会、今回は階段をご紹介します。
階段はあくまで通路ですが、我が家はリビング内配置なので、どう見せるか(魅せるか)という点にも注意していろいろと考えました。
また階段下のスペースをどう扱うかという点も、みなさん頭を悩ませる箇所の一つではないでしょうか。
我が家の階段はどうしたか、どうぞご覧ください。
 
では、Let's go !

Web内覧会:階段編

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テーマ:ナチュラ

リビングにあわせ、シンプルでナチュラルなスタイルです。
 

広さ・形状:

我が家の階段は「かね折れ階段」という途中で90°折れ曲がった形状をしており、1階エリアに占めるスペースは1.25畳ほどです。
折れ曲がる箇所を45°に分割した三角形状の踏板にすると、全体の階段スペースをより小さくすることができます(工事費用も若干減ります)が、我が家は小スペース化よりも安全性を重視して、踏板を正方形にして踊り場を設けました。

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万が一2階から落下しても、一番下までそのまま落ちてしまうリスクがだいぶ減ります。
また、個人的に三角形状の踏板は鋭角部分の掃除を面倒に感じていたので、正方形にしたことで掃除が少し楽になったのもメリットです。
 

仕様:

・床

床材(オーク)の色味に近い、タモの無垢集成材を採用しています。
 

・天井、壁

他と同様、天然素材でつくられた『ルナファーザー』を貼り、その上から塗装しています。
(『ルナ―ファーザー』についてはこちらの記事をご参照ください)


 

照明:

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1階から見上げた先の壁にブラケットライトを1灯配置しています。
階段は「煌々とした明かり」が必要な場所ではないと考えているので、ほんわりと灯る、シンプルで柔らかい雰囲気のものを採用しました。

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照明器具がシンプルな分、壁に何もないと少し寂しいので、照明下に何か掛けて飾りたいなと模索しています♪

(照明器具商品名/メーカー:ミルクガラス照明 ボール(小)/toolbox)
 

階段下:

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いわゆる「箱階段」な我が家。
ケルトン階段にあこがれもあったのですが、夫の反対を受け断念・・・。
とはいえ、箱階段は工事費用も比較的抑えられますし、階段下を収納スペースにしたり、トイレにしたり、と有効活用できるなどメリットが多いので、特に心残りはありません。
 
では、そのスペースをどのように使うか。
我が家はクローズドにせず、オープンな何もない空間にしておきました。
天井も斜めで狭い空間なので、収納用にと扉や壁をつけてしまうとどうしても使い勝手が悪くなってしまいます。
リビング空間の片隅であまり視界に入らない場所なので、「リビングで使うけど、あまり目立たせたくないもの」の置き場にしようと考えました。
完全に隠すのではなく、「見えにくい」でよしとしたわけです。
今は子供の大きなおもちゃ(滑り台、室内バイクなど)を置いています。
これから秘密基地的なスペースとしてこもって遊ぶようにもなるのかな?
子供用スペースとしての役割を卒業したら、ヨガマットやバランスボールなどを置いたり、お掃除ロボットの基地としても予定しています。
冬はブランケットを入れたかご置き場にしてもいいな、といろいろな使い方を考えるのも楽しいです♪
 

手摺:

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箱階段で両側を壁で囲ってしまうと薄暗く狭い空間になりやすいので、少しでもスッキリ明るく開放的に見えるように、手摺をアイアン(ホワイト塗装)にして”抜け感”を出しました。
リビングの吹き抜けでつながっている2階ホールも同じデザインで統一しています。
 
念のため、老後の上り下り時に手摺が必要になっても大丈夫なように、壁面にはあらかじめ下地をいれておいてもらっていますよ。
 
 
と、階段はこんな感じです。
いかがでしたでしょうか。
 
あっという間に通り過ぎてしまう空間ですが、照明器具のデザインに少しこだわってみたり、写真やアートを壁に掛けてみたり、思い切って壁の色を変えてみたりすると、通るたびに視界に入る「お気に入り」が、気持ちをあげたり癒したりしてくれるのではないでしょうか♪
私はそんな空間にしたいなと思っています。
 
以上、何かご参考になることがあればうれしいです。
ではまた!
 
 

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