インテリア(デザイン)と収納(機能性)の両立を目指すお家づくり

                                                                                  インテリアコーディネーターと整理収納アドバイザーの目線で、最適解なモノ選びやコーデのコツ、家作りの考え方などを発信しています。

Web内覧会:2つの書斎編

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
Web内覧会、今回は書斎です。
我が家は小さいながら、夫婦それぞれに書斎を設けました。
夫は趣味、私は仕事利用を目的としたスペースです。
他のスペースと比べて特筆することはあまりありませんが・・・一応お披露目しておきますね^^;
 
では、Let's go !
 

Web内覧会:書斎編

▼夫

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▼妻

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テーマ:シンプル&ナチュラ

家全体のテーマと同様に、ホワイトベースと明るい木目がナチュラルな雰囲気をプラスしてくれる、シンプル&ナチュラルなスタイルにしています。
主人は特にインテリアに興味がなく、また主にコレクションを飾るスペースとして使うので、凝った内装は求めていませんでした。
ただ、私の書斎はというと。
仕事用とはいえ自分だけのスペースなので、いろいろインテリアを楽しみたいなぁと思いつつも。
例のボケ脳期間だったこともあり、落ち着いてからゆっくり手をかけていこうと、とりあえずはシンプルなつくりにしておきました。
(ボケ脳についてはこちら↓)


 

広さ:

広さはそれぞれ3畳です。
私の書斎は、仕事用ということもあり大きな収納スペースを確保したかったので、収納棚をめいっぱい設けられるよう壁に囲まれた空間が希望でしたが、夫の書斎は趣味用で特にこだわりはない(私の書斎を優先していいよ)ということで、間取り上の制限から吹き抜け横のオープンな勾配&低天井スペースに設けることになりました。
なので、身長170cmの夫がすくっと立てるスペースは限られています^^;
(もはや書斎と呼べるのかも疑問ですが・・・)

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が、コレクションのディスプレイ、ゲーム、読書といったところが主な使い道のようで、今のところ天井の高さは特に問題ないようなので助かっています。
家を見に来た友人には「え、書斎の格差ひどくない?」と言われ、必死に言い訳?をしたことも何度か。笑
 

仕様:

・床

他と同様、オーク材の無垢フローリングです。
 

・天井、壁

他と同様、天然素材でつくられた『ルナファーザー』を貼り、その上から塗装しています。
(『ルナ―ファーザー』についてはこちらの記事をご参照ください↓)


 

照明:

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夫の書斎は勾配&低天井のため、天井に照明を付けると顔に近すぎてまぶしくなりそうだったので、壁面に1灯、ブラケットライトを付けました。
家の照明器具は、基本私が選び⇒夫にプレゼン⇒OKをもらって決めていましたが、ここだけは唯一夫が選びました。
といっても夫の好み、希望を聞いてそれに合いそうな商品を私の方でいくつかピックアップした中から選んでもらったのですが。
若干他とはテイストが違いますが、他からは見えない場所ですし、彼のプライベート空間でもあるので、口を挟まずにこちらの照明が採用となりました。
 

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私の書斎は、少しレトロな雰囲気のこちらのペンダントライトを付けました。
今後少しずつ、アンティーク、レトロなスタイルに変身させていきたいなと思っているので、照明だけ先に決めてしまいました。
仕事するにはこれ1灯だと少し暗めですが、デスクライトも付けるので、今のところ特に問題はないです。
 

収納:

夫の書斎は、固定棚が3段設置されています。
お酒や本、漫画、コレクショングッズなどが並べられていますが、すでにスペースがやや足りないそうで、今後棚を増やすか収納方法を見直すか・・・要検討です。
 
私の書斎は、L字型の固定棚が1段、壁1面の固定棚がその上にさらに1段あります。
(写真にはL字1段しかありませんが、その後の追加工事でもう1枚増やしてもらいました)
L字棚の短手側はデスクとして使うスペースで、A3図面を置いても楽に作業できるよう奥行を600mmにしてもらいました。
L字棚の長手側は全て収納スペースです。
インテリアコーディネーターの仕事で使うサンプル帳やカタログ類は、それぞれが大きいし重量もあるうえ、各ジャンル、メーカーのものを取り揃えだすとかなりの重量になるので、それらに耐えうるよう頑丈に壁付けしてもらいました。
その下はフルオープンです。
A3出力対応のプリンターは大きくて棚の奥行にはなかなか収まらないので、無理に最初から扉や仕切りを設けず、ボケ脳が治まってから収納計画を立ててゆっくり検討しようということにしています。
 

その他:

書斎というと「おこもり部屋」なイメージがありますが、我が家の場合は2人とも特にこもりたいという願望がなかったので、扉は付けませんでした。
お互い1人の時間も楽しみたいタイプで、どちらかがこもっている場合は声をかけない&近づかないので、扉を閉めて空間を閉ざす必要性がなさそうだったからです。
狭い空間を広く見せる、コストダウンといった効果もあるので、なくしてよかったなと思っています。
ただ子供は違いましたね・・・
数年に限られたことだと思いますが遊びに入りたがるので、今は対幼児用の簡易ゲートを設けて侵入を防いでいます^^;
 
 
と、書斎はこんな感じです。
いかがでしたでしょうか。
 
書斎というと、特に男性の要望が多く感じられます。
お客様と打合せしていても、ご自宅で仕事される方以外で書斎を作られた女性はあまりいらっしゃらなかったように記憶します。
(私が出会ったお客様に限った話かもしれませんが)
書斎といわずとも、例えばキッチン横だったり、寝室の一角だったり、男性に限らず女性もプライベート空間は必要じゃないでしょうか。
人によるのかな^^;
どんなに小さな空間でも、自分だけの空間があるというのはリラックスできたり、逆に集中できたり、暮らしの充足感を高めるには大切な場所じゃないかと思います。
そういう空間があると、例えば自分のコレクションを思いのままに飾ることもできるし、大切なものをしまっておく(隠しておく)こともできますよね♪
個室でなくてもちょっとしたコーナー、ミニデスク1台分でもいいと思います。
家族で過ごす家の中の「自分だけの場所」について、ぜひ考えてみてはいかがでしょうか。
 
 
以上、何かご参考になることがあればうれしいです。
ではまた!
 
 

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