インテリア(デザイン)と収納(機能性)の両立を目指すお家づくり

                                                                                  インテリアコーディネーターと整理収納アドバイザーの目線で、最適解なモノ選びやコーデのコツ、家作りの考え方などを発信しています。

見せる収納で”ほどよく”生活感のある暮らし

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
我が家の造作キッチンは「見せる収納」ありきで計画したので、基本はオープン収納です。
我が家の造作キッチンについてはこちら↓

オープン収納は、どこに何があるかが一目で分かる、少ないアクション数で出し入れができる、といったメリットがある一方、生活感が出やすいというデメリットもあります。
ほどよい生活感のある暮らしを目指す身としては、その「ほどよい」を作り上げるために吟味して選んだアイテムたちがあるので、今回はその子たちをご紹介したいと思います。
ほどよく感じる程度は人によって異なるので、あくまで私の好みになりますが、選び方などご参考になることがあればうれしいです。
 
では、Let's go♪
 

見せる収納で”ほどよく”生活感のある暮らし

ではさっそく、収納方法別に挙げていきます。
 

①吊るす収納

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使用しているアイテム:

・バー

ハンガーバーφ9 ステンレス W400/toolbox

https://www.r-toolbox.jp/product/4576/
 

・フック

ステンレス横ブレしにくいフック・大/無印良品

https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4549738755623
 

収納しているもの:

・キッチンツール

使用頻度の多いキッチンツールだけを厳選して、吊るす収納に。
加熱機器に近い場所なので、必要なタイミングですっと手に取ることができます。
また、木のまな板も一緒に吊るす収納で。
きちんと陰干ししないとカビが発生しやすい木のまな板も、洗って拭いたらここにかけておくだけで、収納しながら乾燥もできます。
吊るせるようにフックの通る仕様の商品を選びました。
 

・鍋類

毎日のように使うフライパンや小さい鍋も吊るしています。
自然乾燥もできるし、さっと手に取れるので便利です。
 

②貼り付ける収納

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使用しているアイテム:

・マグネットバー

ステンレス マグネティック ツールホルダー 45cm/ダルトン

https://www.dulton.jp/onlineshop/g/gG655-750-45?gclid=Cj0KCQiAraSPBhDuARIsAM3Js4qIDZB5nM31p0S05Aak2xBbdi_gvLkS6-IUD8OsY7DbVktpgRvjyFcaAkFOEALw_wcB
 

・ペーパーボックス

WALL PT2/ideaco

https://room.rakuten.co.jp/room_joieco/1700147616777335
 

収納しているもの:

・キッチンツール

日々使う細かなキッチンツールを、マグネットバーにペタリと収納しています。
個人的に憧れていた「貼り付ける」収納、このキッチンにしてから初めての試みだったのですが、本当に楽で!
長めサイズの商品を選んだのですが、余すことなくフルに活用しています。
(なんなら もっと長い商品があったならそれにしたいくらい)
キッチンツールたちは、元々マグネットバーに貼り付ける目的でステンレス製のものを集めていたわけではなく、あくまで色・素材に惹かれて、だったのですが。
ほとんどをバーに貼り付けられるので、結果的に良かったです♪
 

・キッチンペーパー

長年ロールタイプのキッチンペーパーを使っていたので、固定概念でロールタイプの壁付けペーパーホルダーを探していたのですが、なかなかないんですよね。。
壁面がタイルなので釘打ちはちょっと難易度が上がるし、マグネットも付かないし。
と長い間悶々としていたところ、突然「あ、別にロールタイプじゃなくてボックスタイプでダメな理由ってないよね?」と思い至りまして。
さっそくボックスタイプで探してみると、すぐに目当てのものにたどり着きました。
発想の転換って大切ですね笑
使い勝手も、なんで今までロールタイプを使っていたんだろう、あんなに取りづらいのに!って思うくらい非常に楽に取り出しできて満足しています。
 

③しまう収納

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使用しているアイテム:

・引き出し(造作キッチンで製作)

・分類用トレイ/ダイソー無印良品
 

収納しているもの:

・キッチンツール

使用頻度がそれほど高くないキッチンツールや、マグネットバーには貼り付けが難しいものを収めています。
そのままひとつのボックスに入れると使いたい時に手に取りづらいので、使用目的ごとにトレイで分類しています。
例えば「すくうもの」「すりおろすもの」「はさむもの」「その他」といった感じに。
分類して収納する場合、その人の性格や環境などによっても分類方法に向き不向きがあるので、一概にこれがオススメの分類方法とはいえませんので、ご参考までに。
(この収納を見た友人が「私には無理ー!」と言っていました笑)
 
ちなみに分類トレイは、1つを除いてダイソー(あれ、セリアだったかな?)の冷凍庫内の整理用として販売されていたものです。
サイズ感がちょうどよかったので採用しました。
「〇〇用」という販売元が提示した用途にとらわれず、サイズや素材で選ぶと、自分に合った収納が作りやすくなりますよ♪
 

④オープン収納

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使用しているアイテム:

・オープン可能棚(段数の増減も可能)
 

収納しているもの:

・使用頻度がやや低めの鍋類やふた、油類や料理酒

加熱機器下のスペースに収納しています。
 

・ボウル、ザル、バットなど、調理で使うツール

調理中にさっと手に取れるよう、作業スペース下に収納しています。
 

・使用頻度が低いホットプレートや、土鍋、ホットサンドメーカーなど

・掃除グッズ、詰め替え用のアルコール除菌スプレー

L型天板下、角の部分に収めています。
ここはふだん使いにはやや使い勝手が悪い場所ですが、たまに出し入れする程度であれば特にストレスもありません。
 

⑤ワゴン収納

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使用しているアイテム:

・ワゴン

ステンレスユニットシェルフワゴンセット/無印良品

https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4549337167018
 

ワゴンは、天板下のスペースに入るものを探して探してこれにたどり着きました。
ステンレス素材に条件を絞ると、意外とこの高さ(H750mm以下)の商品って少ないんです。
H900mm程度のものはいろいろとあるのですが。
ワゴンを決定してから造作キッチンの収納間口を決めたので、使用しない時はピッタシカンカンに収まってくれています。
使用時はガラガラと出して、天板を作業スペースとしても使えるので重宝しています。
 

収納しているもの:

調味料、のりや鰹節などの乾物、小麦粉等の粉ものといった食材から、エプロン、クロス、排水口ネット、生ゴミ袋等毎日使うキッチン周りグッズも収めています。
だいぶ細々としたものが多数収納されているので、また改めて別記事でご紹介したいと思います。
 

⑥その他

その他のものは、オープン収納の棚板と床との空いているスペースに収納しています。
出し入れが楽なように、基本はキャスター付きのものにしています。
こちらは上記の収納アイテム以上に一点一点探しまくって決めたものなので、こだわりポイントがいろいろ。
長くなりそうなので、また改めて別記事で紹介したいと思います。
 
 

いかがでしたでしょうか。
ライフオーガナイザー、整理収納アドバイザーの資格を持つ身として、ざっとながら我が家の収納について紹介してみました。
これは我が家の一例なので、万人に合うわけではありませんのであしからず。
 
次回は収納の考え方についても少し触れてみたいと思うので、慢性的に収納にお困りの方はどうぞご覧ください。
 
以上、どなたかのご参考になることがあればうれしいです。
ではまた!
 
 

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