インテリア(デザイン)と収納(機能性)の両立を目指すお家づくり

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入居して2年経った、我が家の玄関

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!

入居して2年経った~シリーズ。
今回は家の顔、玄関です。
さて2年経ってどうなっているか・・・どうぞご覧ください♪
 

入居して2年経った、我が家の玄関

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結論を先に言いますと、web内覧会時からほとんど変わっておりません。。
 
家の顔といわれる玄関。
玄関ドアを開けて目に飛び込む正面の壁をどうするか、建築時にとても悩みました。
やりたいことが多すぎていっこうにまとまらず・・・
家の建築が妊娠&出産と重なったこともあり、正しい判断ができる自信がなかったので(マミーブレインというやつです)、ひとまず何もしないという選択をしました。
今は手持ちの古い子供椅子(たまたまドアと同じ色!)をディスプレイコーナーにしてシンプルな空間を楽しんでいますが、これから少しずつ手を加えていこうかなと。
ペイントしようか、柄の壁紙を貼ろうか、タイルを貼ろうか、ウッドパネルとかもいいかも、いやシンプルなままで大きめなアートを掛ける?
と、住みながら時間をかけて考えるのもそれはそれで楽しいものです。

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とはいえ、小さな変化はありまして。
少し気分を変えたくて、ニッチにリメイクシートを貼ってプチリノベしてみましたよ♪
 

玄関を華やかに! リメイクシートで 簡単プチリノベ

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貼ったのは、以前にもご紹介した「カモ井加工紙×ウィリアムモリスのテキスタイルデザイン」コラボのリメイクシートです。
同じものを使ってこんなリメイクもしています↓

ウィリアムモリスのテキスタイルの中でも人気が高く、私も大好きな「いちご泥棒」の柄を玄関に取り入れてみました♪
 
細かなことを言うと、
やっぱり柄は中央に寄せて配置したいな・・・
棚板の木目はモリス柄に合わせるならもう少し濃いめの方が合うな・・・
と気になってしまうのですが、リメイクシートでの簡単模様替えなので、そういうところは目をつぶることにしました。
簡単リメイクシートなので、今後もしばらくは気分や季節に合わせて貼り替えて楽しんでいこうかと思っています♪

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ちなみにこのプチリノベ、小さな面積なので簡単にサクッと終わらせるつもりだったのですが、そうもいかず・・・
というのも、シートの幅よりニッチの幅が大きくて。
足りないところにシートを付け足して貼るわけですが、柄合わせのために切り出すとあと少し!というところで足りず、しょうがなく追加購入・・・

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結局完成までに3日かかってしまいました。

こんな感じで、今回はリメイクシートでしたがクロスも同様です。
柄ものクロスは、柄合わせのために無地よりもクロスを余分に使ったりするので(実際に貼る面積は同じなのですが)、多めに発注→単価が同じでも無地より価格が高くなる、ということが度々あります。
特に海外からの輸入ものなどになると更に余裕をもった発注となるので、思っていたより高額じゃない!?となることがあります。
大柄なデザインほど要注意です。
 
 

いかがでしたでしょうか。
インテリアコーディネーターの仕事をしていると、「せっかくだからあれもこれも!」と新築の家にやりたいことを詰め込むお客様に度々遭遇します。
実際に自分もそうなりかけたので、気持ちはとてもよく分かります。
が、マイホーム計画中というのはとかく気持ちが高ぶりがち。
人に流されていないか、本当に自分がやりたいことなのか、冷静に見極めるためにも、建築中じゃないと絶対にできないこと以外は、完成後に少しずつ手を加えるというスタンスもオススメです。
間取りや開口部の位置&サイズでなければ、装飾的な話は下地が入ってさえいれば、だいたいのことは後からでもできます。
建築中にやった方が施工費は多少安く済みますが、勢いでやってしまった後悔よりは安く済むはずです。
家づくりは引き渡し時に完成ではなくて、そこからがスタート。
住みながらゆっくり作っていってもいいんだよ、ということをお伝えできたら。
建築中でお悩み中の方の、ちょっと立ち止まるきっかけになればうれしいです。
 

以上、どなたかのご参考になればうれしいです。
 
ではまた!
 
 

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入居して2年経った、我が家のリビング

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
今回は、ようやく家の中心、リビングのご紹介です。
なぜなかなかご紹介しなかったかというと・・・
子供のお昼寝中にブログを書いたり写真を撮影したりしているわけですが、お昼寝前のリビングの散らかり具合がすごすぎまして・・・
体力の大半をすでに消耗している状態では片付ける気力が出ず、ついつい他に逃げておりました。。
もうじき雛人形を飾る時期になるので、その前に!と、気持ちを奮い立たせて片付けた次第です!
 
というわけで、なんとかこぎつけた現在のリビングのご紹介、どうぞお付き合いくださいませ。
 

入居して2年経った、我が家のリビングの使い方

我が家のリビングは、web内覧会の間取り編でご紹介したように、

玄関ホールから扉一枚でつながっています。
約12畳の空間のうち8畳ほどが吹き抜けで2階とつながっており、階段もリビング内にある、ダイニング、キッチンと隣接している、といった具合にどこに行くにもリビングを通る間取りになっていて、まさに「家の中心」になっています。
 
そんなリビング、現在はすっかり「子供の過ごす場所」と化しています。

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「化している」とはいいましたが、元々キッズスペースというものを特別に作ることは考えておらず、数年間のことなので、当初からリビングを子供の過ごす空間として使うことにしていました。
 
キッズスペースは、後々子供が大きくなったら〇〇スペースとしても使えるよ!とオススメされることもありますが。
「数年後に」「〇〇としても使える」
というのは、別の角度から考えると、
「現在その用途で使う空間がなくて困らないのなら、数年後もなくてもさほど困らない」
  ↓
それって無駄じゃない?という考えのもとです。
(ゲストルームさえ、無駄と捉えて作っていない我が家です)
 
もちろん、フレキシブルに使える空間というのはとても便利だし、あった方がよいと思いますが、それは何も個別に用意しなければならないわけではないと考えています。
我が家はリビングをフレキシブルに使える仕様にしたことで、キッズスペース→後に〇〇スペースという場所を設けずともなんとかやっています。
今のところは特別困っていることはありません。
まぁ強いて言えば、毎日リビングが空き巣被害にあったかのような状態になるってことくらいでしょうか・・・
それが嫌でキッズスペースを設ける方が多いのかもしれませんね。
何を重視するかは家の数だけあるので、キッズスペースに限らず、何がオススメで何がオススメじゃないか、ということに正解はありません。
我が家は美しいリビングをキープするより、空間を無駄なく使うことを優先した結果といった感じです。
誰かに見せる目的で建てた家ではありませんからね♪
とはいえ、散らかり放題の空間は私もストレスがたまるので、1日に最低1回はリセットして整えるようにしています。
 
そんなリビング。というかもはやキッズスペースは。
子供が日中過ごす空間の役割としては、主に以下の3つの機能を備えています。

①着替え:衣類の収納

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朝起きてから、また夜お風呂に入ってからの着替えをここで行うので、一通りの衣類を収納しています。
 

②遊ぶ:遊ぶスペース、おもちゃの収納

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おもちゃを収納しておくスペースはもちろん、おもちゃを広げたり走り回ったりして遊べるスペースを確保しています。
 

③食事:食事もできる環境

基本的にはダイニングで食事しますが、絶賛イヤイヤ期中の「ごはんたべない」発言に対応すべく、「今日は遊ぶお部屋で食べようか♪」と気持ちを切り替えてもらう時に度々使っています。
小さな子供同士とそのママさんたちとの食事やお茶タイムも、ここで対応できます。
 

ちなみにキッズスペースがある場合は、お昼寝もそこでさせるケースが多い?かもしれませんが、我が家の場合は夜みんなで寝ている寝室で昼寝をさせるので、リビングには寝具類を置いていません。
リビング=起きている時に過ごす場所、寝室=寝る場所、と場所で行動を区別するようにしています。
 

現在のリビングの仕様

web内覧会時にご紹介したように、建物自体には特別なものを足さず、壁面を多めにしました。

壁面が多いと、家具を配置しやすいというメリットがあります。
ライフステージにあわせてフレキシブルに使えるように、造作家具はなく、置き家具で対応するようにしています。

家具:

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現在リビングにある大物家具というと、テレビボード、収納ラック、ソファー、テーブルですが、おもちゃの入れ替わりや収納の見直しなどにあわせて度々模様替えをしています。
壁面が多いおかげでいろいろな配置ができるので、助かっています。
家具類はフローリングと同じオーク材、またはオーク材と相性の良いタモ材で統一することで、家具を並べ替えたり場所を移動させても、ぼちぼちまとまってくれます。
 

テレビ問題:

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我が家は夫婦共にそれほどテレビを観ないため、将来的にはテレビを置かなくなることも予想されます。
(テレビへの情熱の低さがテレビサイズに表れています・・・ただ賃貸住まいの時から買い替えていないだけでもありますが・・・)
テレビの黒い画面をインテリアの邪魔にさえ感じているので、テレビをやめてプロジェクターにしてもいいかなとも思っています。
プロジェクターでも、テレビチューナーを接続すればテレビ番組が観れるそうですしね。
そういうことを考えると、テレビを配置する壁は極力シンプルに、フラットに、ホワイトカラーにしておき、スクリーンを別途用意しなくてもプロジェクターを映せるようにしておきました。
テレビの壁付けも検討しましたが、仕上がりを考えると通常より高い位置にコンセント&アンテナ端子を設けるわけで、そうなると将来テレビをやめたときにコンセントやらが目立つ高さに残ってしまうことに。
それが見えてしまうからテレビを手放せない、となるのも嫌だなと思い、一番自由度の高いテレビ台設置にしました。
テレビ台も造作ではなく置き家具にしたので、不要になった際の処分も楽です♪
 

カーテン:

以前ご紹介したダイニングはウッドブラインドを採用していますが、リビングはカーテンとウッドブラインド、2種類を採用しています。
階段手前の腰高窓は、ウッドブラインドに。

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南面の掃き出し窓は、レース&ドレープのカーテンに。
向かって右側(ダイニング側)の壁面積が小さく、カーテンを束ねてあると通行の邪魔になりそうだったので、反対の片側に寄せる仕様にしています。

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インテリア性、お手入れの楽さを考えると、掃き出し窓もウッドブラインドにしたいのですが、子供が小さいうちはいわゆるメカもの(ブラインドやロールスクリーンなど)は壊されそうで・・・
(特にバーチカルブラインドは、小さな子供による破損が多いと聞きます)
それを気にして日々子供に口を出すのも嫌だし、それならいっそ柔らかいカーテンで思いきり遊んでおくれ!と思い、現在はカーテンを選んでいます。
願い通り?、毎日のようにカーテンでかくれんぼをしてくれているので、これでよかったなと思っています笑
掃き出し窓の外側には縁側を設けているので、出入りする際にも、カーテンの方が断然楽!
将来的には掃き出し窓を使うことも少なくなるだろうし、カーテンの寿命を迎えた際には、腰高窓同様にウッドブラインドにしようかな、と。
それまでは、カーテンならではのお部屋作りを楽しみたいなと思っています♪
 

インテリア小物:

手の届く高さには極力置かないようにと考えると、いたってシンプルな空間に・・・
あまり凝った装飾をする気もなかなか起きず、今はまだ時計と少数の観葉植物のみという状態です。
装飾はほとんどないようなリビングですが、ブルーに塗装したドアのおかげでフォーカルポイントができ、多少は見られるようになっているかな・・・と。
吹き抜けなこともあり壁面積が大きいので、何もしないとただ殺風景な空間になりがちです。
今後壁面の装飾も計画しているので、その際はまた改めてご紹介したいと思います!
 
 

いかがでしたでしょうか。
次回はリビングに置いている大物家具について、少しずつご紹介できたらと思います。
特別なものは使っていませんが、今の暮らしに合うもの、フレキシブルに使えるもの、という目線で選んだので、どなたかの参考になればうれしいです。
 
ではまた!
 
 

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我が家の造作キッチン!全貌をご紹介

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
我が家のキッチン風景については数回に分けてご紹介してきましたが、今回は造作キッチンの全貌についてご紹介したいと思います。
「造作キッチンて何?」という方は、先にこちらをご覧ください↓

では、Let's go♪
 

紆余曲折のあったキッチン計画

我が家のキッチン計画、実は紆余曲折がありました。
当初は予算の関係もあり、システムキッチンをメインで検討していたんです。
「ぶっちゃけしっくりくるのがないなぁ・・・」なんて思いながら、デザイン、機能性、金額の妥協点を探っていました。
造作キッチンは金額が高くなりがちということは分かっていたので、当初はあきらめていたんですよね。
ところが、設計士さんとのふとした会話で、造作キッチンでも意外と手が届く金額でいけることが分かったんです!
そこからはもう、それまで抑えていた造作キッチン欲がどわーっとあふれ出しまして、急ピッチで検討を始めました。
すでに着工済み、上棟日も決まっていたのでね。。
幸い我が家がお世話になった工務店さんはいろいろと融通を利かせてくれる会社だったので、急な路線変更にも嫌な顔をせず付き合ってくださり、頭が下がるばかりでした。
産後のボケ脳だった頃に思い立った計画だったので、不備がないか神経をとがらせ、回らない頭をなんとか動かして考えたものです。

ボケ脳についてはこちら↓

 

そうしてなんやかんやで完成したキッチンが、以下です。
 

造作キッチンの仕様

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形状:

キッチンを考えるうえでまず最初に決めるのが形状ですが、我が家はL型にしました。
システムキッチンのL型は、一般的には長手方向にシンクと作業台スペース、短手方向に加熱機器という構成が多いのですが、私はその逆が希望だったので、造作キッチンにすることでまずそれがすんなり叶うことになりました。
(システムキッチンの場合は、私が希望する逆パターンの構成ができないメーカーが多く、できたとしてもいろいろと制約があり、満足のいくキッチンを作ることが困難でした)

形状については、こちらで詳しくまとめています↓

 

材質:

・天板:ステンレス ヘアライン仕上げ/ナスラック

天板のみの製作を請けてくれるメーカーがあったので、そちらへお願いしました。
「ナスラック」という住宅設備メーカーです。

ステンレスキッチンを扱っているメーカーということもあり、天板のみというセミオーダーの受注も可能なようです。
(当初はこちらのステンレスキッチンも候補として検討していたんですが、思うようなL型ができず気持ちがくすぶっていました)
 

・幕板、収納部分:タモの集成材

タモは木目やカラーの美しさ、その硬さから家具やフローリング材としても人気の材木です。
フローリングで用いているオーク材ともとてもよく似ていて相性がいいので、セレクトしました。
 

設備:

・シンク:ステンレス(天板一体型)/ナスラック

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シンクは天板と同じくステンレス製です。
欲を言えば、角がこのようなラウンド形状ではなく、もう少しすっきりとしたスクエア形状が好みでした。。
が、それはもう上記メーカーでは対応できないため他へオーダーで製作をお願いするしかなく、そうなると数十万円レベルのコストアップになりまして・・・
数万円程度なら希望を通したいところでしたが、さすがに。
逆にきっぱりとあきらめることができたので、よかったと思うことにしています笑
ラウンド形状もシンクを洗いやすいというメリットがあるので、今はそれほど気にしていません。
 

・水栓:ニッケルサテン水栓/toolbox

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一般的に出回っている水栓はクロムメッキ仕上げのものが圧倒的に多いのですが、天板の艶消しステンレスと合わせたい!という気持ちが強く、いろいろ探した結果こちらのニッケルサテン仕上げの水栓にたどり着きました。

いろんなメーカーが出しているグースネックデザインもステキだし、グローエなどの特徴的なデザインの水栓もステキだし・・・
(↓こんなんとか)

と、水栓単体での憧れはいろいろとあったのですが。
我が家はキッチンとダイニング間の隔たりとして、壁を立ち上げてカウンターを作っているので、ダイニング側から中途半端に水栓の上部が見えることになります。
個人的には、デザイン性のある水栓を選ぶのであれば、オープンキッチン又は壁付けキッチンの方がキレイに映えると思っています。
何より艶消しステンレスに合う仕上げの商品自体がなかなかない。。
ということで、ここは形状よりも仕上げにこだわり、形状はシンプル、且つ少し小ぶりなこちらの商品に至りました。
造作キッチンは水栓だけ取り換えるのも比較的簡単にできるので、「やっぱりもう少しデザインを楽しみたい!」と気持ちが変わったら、将来的には模様替えするかもしれません。
 

・加熱機器:DELICIA/Rinnai

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我が家はガス派です。
IHの最大のメリット「お手入れの楽さ」にもだいぶ惹かれましたが、やはり火力の物足りなさが気になってガスにしました。
どちらがいいか論争は、もう価値観によって異なるものなので、私個人が「ガスがいいよ!」とオススメしたいわけではありません。
将来的に高齢になったら火を扱うのは危なくなってくるかもしれないので、そうなったらIHへ交換をすればいいかなとも思っています。
ガスも自動消火機能が充実しているので、ひと昔前のものと比べたらそれほど心配する必要はないかと思いますが。
それよりも、子供が小さいうちは多少危険もありますが、「火で料理する」というところを見せたいなというのが夫婦の共通意見でした。
 
ちなみにグリルでパンも焼けるので、我が家はトースターは置いていません。
ガスだとカリッとおいしく仕上がるので気に入っています♪
 

・ビルトイン食器洗い乾燥機:M9シリーズ(浅型)/Panasonic

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以前のweb内覧会をご覧くださった方はあれ?とお気づきかもしれません。

はい、先日追加工事で設置してもらいました。
食器洗いは嫌いではないので、食洗機なんて別になくてもいいかー、家族も3人と多くないし。
と軽く考えていたのですが、小さな子供を抱えての生活では、思っていた以上にその食器洗いの時間さえもなかなか作りづらく、その時間があるなら子供の相手をしてあげたいな、とも思いまして。
入居して2年ちょっと、ようやく我が家に迎え入れたのでした。
 
新築時に最初から設置した場合と比べると、どうしても工事費がよけいにかかってしまいましたが、
「なんとなく採用して使わなかったとなるよりも、なくては困ると実感したうえでの採用なんだから、勉強代と思えばいいんじゃない♪」
と、建築時に「いらないっしょ」と軽く受け流したことを実は未だに反省している夫がポジティブに転換してくれたので、そう思うことにしておきます笑
 
商品は、昨年販売されたパナソニックのM9シリーズです。
機能についてはより詳しいサイトがいろいろとあるので、興味がある方はリサーチしてみてください。
深型/浅型と種類があり、「できるだけ大きい方がいい」というのが食洗機を選ぶ際のセオリーのようですが、我が家はスペースの制約もあり、浅型一択でした。
とはいえ、今のところ食洗機可能な食器や鍋はひと通り入ってくれるので、特に不満はありません。
慣れるまでは入れ方に少しコツがいりますが。
 
ちなみに、商品の売りのひとつになっている「ムービングラックプラス」というラックは、それがあることで出し入れに非常にストレスを感じたので、早々に取り除いてしまいました。
 

・収納

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1段のみ引き出しを作ってもらい、他は全てオープンの可動棚にしました。
よく使うザルやボウルなどは、見なくてもすっと手を伸ばせば取り出せるので楽です。
また、ライフステージによって必要な鍋類の数やサイズも変わると思うので、それに合わせてフレキシブルに収納を変えることができるのも魅力です。
ご覧のとおり、今のところはまだスペースに余裕があります。
 
ひとつ注意点を挙げるとすると、オープン=丸見えなので、置くものに気を配る必要があることでしょうか。
機能性さえよければ見栄えなど別に気にしないよ!という方はいいですが、私の好みとしては見えていてもごちゃつき感があるのは嫌なんです。。
(「ほどよい生活感」が理想です)
見えてもいい、他とケンカしないデザイン、素材のものを選ぶようにしています。
 
 

いかがでしたでしょうか。
この仕様で、当初検討していたシステムキッチン(真ん中くらいのグレード)とそれほど変わらない金額で造作キッチンを手に入れることができました。
オープン収納で扉や箱物が少ないのも、コストダウンの大きな要因になっているので、しまって収納したい方は金額がもっと上がることを覚悟した方がいいです。
あとは天板をセミオーダーできたことも大きいと思われます。
どんな素材で作りたいかによって完全オーダーになってしまうのか、今回の我が家のようにセミオーダーで対応できるのかが異なるので、造作キッチンにしたいけど予算が・・・という方はぜひ設計士さんに相談してみてください。
 
次回は、キッチンで使用している収納アイテムや小物などをご紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに♪
 
 

以上、どなたかのご参考になることがあればうれしいです。
ではまた!
 
 

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入居して2年経った、我が家のキッチン③

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
入居して2年経ったシリーズ、キッチンが続きますが、

最後に収納壁面をご紹介したいと思います。
飾り棚、カウンター、引き出しで構成された収納スペースです、どうぞお付き合いくださいませ♪
 

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入居して2年経った、我が家のキッチン(収納壁編)

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我が家のキッチンはL型タイプで、そちらのカウンター下には調理で使うもの(鍋類やキッチンツール、調味料等)やキッチンの掃除に使うものを収めています。
キッチンで使うそれ以外のもの→食器をはじめ、家電、常温保存の食材、ストックの食料品といったものをこの写真の壁面に収納しています。
キッチンでの作業中にすぐ手に取りたいもの、そうでないものといった具合に住み分けている感じです。

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このカップボードは造作で、知り合いの家具職人さんにお願いして作ってもらいました。
キッチンは大工さん、カップボードは家具職人さん、と別々の製作となりましたが、タモ材であわせて作ってもらったのでまとまってくれています。
カップボード製作の際は、どこに何を収納したいか、それらはどんな量か、といった情報を全て洗い出して収納を計画したので、今のところ使いやすく収まってくれています。
 
ちなみに。
見せる収納が好きな私がカップボードを採用したのは、主に食器のためです。
ほこりが気になるとかではなく、万が一の地震の時のことを考えるとオープン収納では怖いので、出し入れしやすく且つ地震の時も飛び出しにくい引き出し収納にしました。
引き出しだとガーっと開ければ奥のものも簡単に取り出せるので、使い勝手の面でもこちらは「隠す収納」で正解だったなと日々感じています。
あとは飾り棚に「見せる収納」しているキャニスターたちが、今使っているものがガラス製なので見直し中です。
 
それよりなにより目下の課題は、カウンター下に設けた分別ゴミスペース・・・
(気に入っていないので、アップ写真は載せません笑)
生活感がある程度ある方が好きではありますが、今のゴミ箱の姿は私の「ある程度」を超えていまして、ずっと気になっております。。
「ワンアクションで捨てられる」という機能性はマストなので、それを失わないで目隠しあるいは目立たなくする方法を思い出した時に考えてはいるものの・・・
なかなか「これだ!」という答えにたどり着けずに今日に至ります。
ファブリックを掛けて目隠しというのが一番簡単なのですが、それだと捨てる時にファブリックをめくるという作業が発生するし・・・うーん。。
まぁ、こうやって悩む時間も実は楽しいものなので、納得いくまでゆっくり考えていきたいです♪
とはいえ!入居して早3年目突入なので、今年中にはやっつけたいと年初に誓っておきたいと思います笑
 
 

以上、キッチンの風景を3回にわたって紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
次回以降は、細部についても少しずつ取り上げてみたいと思いますので、ご興味がある方はぜひご覧ください。
 
どなたかのご参考になることがあればうれしいです。
ではまた!
 
 

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入居して2年経った、我が家のキッチン②

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
入居して2年経ったシリーズ、前回に続きキッチンのご紹介です。
(前回はこちら↓)

今回はキッチン側からの風景です、どうぞお付き合いくださいませ♪
 

入居して2年経った、我が家のキッチン(キッチン側)

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キッチンは基本的に「見せる収納」にしており、よく使うものは見えるように配置しています。
見えているとどこに何があるか誰でも分かるし、風通しもいいし、なにより扉を開けるというワンアクションがないだけで、慌ただしく調理をしている最中はけっこう助かったりします。
 
また、極力天板上に物を置かないようにしていて(←掃除が楽!)、キッチンツールや鍋類、キッチンペーパーなどは全て壁面に収納しています。
バーに吊り下げたり、マグネットバーに貼り付けたり。

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そのぶん、キッチングッズ選びには1点1点注意しています。
インテリアの邪魔をしないように、ごちゃごちゃしすぎないように。
ステンレス天板、木目の幕板やフローリング、白のタイルといったカラーやテクスチャーで主に構成されているので、基本はそれらに合わせたセレクトにしています。
素材やカラーを絞っていると、たくさんのものが視界に入っても、それほどうるさく感じさせないかな、と。
 

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ステンレスと白だけだと、無機質で少しクールな感じになり、隣接するリビングやダイニングと少しテイストが離れてしまいますが、室内窓の木枠がほどよく効いてバランスを取ってくれているように思います。
 
こちらは、キッチンとダイニングの風景。

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この風景がお気に入りで、片付けをしていてもふと顔がほころびます♪
大変な家事や仕事をするスペースほど、お気に入りのものに囲まれていることで、気持ちが上がって作業効率が上がる!と信じております。
 
 

いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介しきれていない収納の壁面については、また近々ご紹介したいと思います、どうぞお楽しみに♪

どなたかのご参考になることがあればうれしいです。
ではまた!
 
 

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入居して2年経った、我が家のキッチン①

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
入居して2年経ったシリーズ。
新年最初のご紹介は、キッチンです。
キッチンはダイニングと並んで私のお気に入りの場所で、立つ位置によっていろんな景色を楽しませてくれます♪
今回はまず、ダイニング側からの風景をご紹介したいと思います。
どうぞお付き合いくださいませ。
 

入居して2年経った、我が家のキッチン(ダイニング側)

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ダイニングとキッチンの間は高さ1050mmのカウンターで仕切られていて、カウンター下はオープン&クローズの収納スペースとなっています。
ダイニング側から見ると、このオープン収納部分とキッチンが一緒に視界に入ってくるので、まぁごちゃごちゃして見えます。
が、個人的には生活が感じられる程度に物があるインテリアの方が好みなので、このごちゃごちゃ感は気に入っています。
決して「散らかっている」ようなごちゃつきにはならないよう、またキッチンのテイストとケンカしないよう、そこは注意しながら。
(あ、カウンター下収納扉には2歳児いたずら対策のストッパーを期間限定設置中)
 
キッチン壁面に吊り下げ収納しているキッチンツールやフライパンなど、これらがチラリ(チラリどころじゃない)と見えるのも好きです。

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インテリアに合うよう、キッチンで使うものは基本的にシルバーもしくは木目、白、黒のカラーに絞ってセレクトしているので、たくさんぶら下がってはいますが、それほどうるさく感じません。
今は旬のみかんが、この空間のアクセントカラーアイテムとして仕事をしてくれています。
(本当はこのかごに入りきらないみかんたちが、ダイニングテーブルに多数並んでいます・・・)
 
ちなみに、フルーツ用に用意してあるこのかご。
なんと、トランスフォームするんです!
とある蚤の市で出会ったもので、後々調べてみたら少し昔のフランス製のもののようで。
取っ手部分をえいやっと下に下げたり、上にひっぱったり、で違う表情を見せてくれます。

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収納量に合わせて、時々トランスフォームしては楽しんでいます。
 
 
いかがでしたでしょうか。
次回はキッチン側からの風景をご紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに♪
 
どなたかのご参考になることがあればうれしいです。
ではまた!
 
 

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入居して2年経った、我が家の洗面所

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
今回は洗面室の様子のご紹介です。
(比較的片付いていて紹介しやすい場所から、ね・・・)
よろしければお付き合いください♪
 

入居して2年経った、我が家の洗面所

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web内覧会時にもご紹介しましたが、

このヘリンボーン貼のタイルが洗面所の顔になっています。
毎日見てもニヤッとなる、お気に入りのタイルです。

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すぐに手に取りたいティッシュと綿棒のみカウンター上に出してあり、日常使う歯ブラシやらメイク道具やらは、この鏡の後ろ側に全て収納されています。
カウンター上に物がたくさん載っていると掃除が面倒なので、極力必要なものだけ と心がけています。
 
 
座ってヘアメイクをしたい!という希望を叶えるために作ったカウンターには、こちらのスツールを合わせて使っています。

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こちらは家具作家さんが製作されたものなのですが、脚部の曲線がさりげないけど美しいなぁと思ってセレクトしました。
床材と同じオークが使われているので、カウンター下に収納したときもすんなりと空間に溶け込んでくれます。
 
ちなみにこのカウンター。
ヘアメイクだけでなく、つけおき洗い中の桶なども余裕で置いておくことができるのが何気に便利です。

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以前は洗面ボウルに水を溜めたり、桶を床に置いたりしていたのですが、その間洗面が使えなかったり桶を蹴ってひっくり返してしまったりと何かとストレスでした。
(桶を蹴ってしまうのは私の問題ですが・・・)
 
ちょっとしたものにアイロンをかけるのにも使えたり、と使い勝手がよくて、本当に採用してよかったなー!と思っています。
 
 
ハンドソープはボトルを未だに悩み中で、とりあえず無印のシンプルなものを使用中。

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子供仕様でシールを貼ることもあり、しばらくはこのままとなりそうです。
バイキンマンなのに笑顔で出迎えるという違和感)
シール卒業までにまだ時間がありそうなので、いろいろとじっくり探したいと思います。
 
 
あ、あと実は掃除グッズもひっそりと表に出ています。
パッと見では分からないのですが、鏡の下をのぞくと・・・

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小さなスポンジがコンニチハ。
汚れに気付いたときにさっと掃除できるように、そして掃除後のぬれたスポンジをそのまま収納できるように、この位置に配置しています。
掃除道具がすぐに手に取れるかどうかって、掃除が面倒なタイプの人間にとってはけっこう大事なポイントだと思っています。
汚れてすぐに拭けば特に洗剤を使わなくても汚れは落ちるので、洗剤は表に出していません。
落ちにくいなと思ったら、ハンドソープを少し付ければ十分落ちるし!という適当なスタイルですが、それが私の性格には合っているので、比較的キレイが保てているかなと思います。
 
スポンジを収納しているフックは、100均で売っているよくある吸盤タイプのものです。
フックサイズが小さくて市販のスポンジはなかなか収まるものがないので、私はスポンジをカットして使っています。
ササーッと掃除するなら小さいスポンジで十分足りるし、水はけもいいんです♪
 
 
最後は、カウンター下の小さな棚。

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ドライヤー類を適当に放り投げられるカゴをこの棚に置いて収納しています。
ドライヤーを適当に入れてもストレスがないこと(←大事)を条件にすると、収納容器にだいぶ悩みまして。
ワイヤーなどの金属製だと傷や音が気になるし、
布製だと使用直後のドライヤー熱が気になるし(洗面所のインテリアテイストともちょっと合わないし)、
で、柔らかくて耐久性に優れたポリエチレン製のものにしました。
 
実は、工事着工後になって鏡裏にドライヤー収納&コンセントを用意したい!と思い立ったのですが。
例の「ボケ脳」のおかげで気付くの遅しで苦肉の策の棚でもあります。
(ボケ脳についてはこちら↓)


 
 
いかがでしたでしょうか。
白いカウンターは汚れが目立つので、こまめな掃除が必要ですが、お気に入りの空間だとそれも苦になりません。
特に汚れが目立ちやすい場所、かつ来客の目にも留まりやすい場所というのは、掃除のやる気が入りやすいお気に入りのインテリアにしておくことが、キレイを保つ近道かもしれませんね♪
 
以上、ご参考になることがあればうれしいです。
ではまた!
 
 

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