インテリア(デザイン)と収納(機能性)の両立を目指すお家づくり

                                                                                  インテリアコーディネーターと整理収納アドバイザーの目線で、最適解なモノ選びやコーデのコツ、家作りの考え方などを発信しています。

入居して2年経った、我が家のリビング

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
今回は、ようやく家の中心、リビングのご紹介です。
なぜなかなかご紹介しなかったかというと・・・
子供のお昼寝中にブログを書いたり写真を撮影したりしているわけですが、お昼寝前のリビングの散らかり具合がすごすぎまして・・・
体力の大半をすでに消耗している状態では片付ける気力が出ず、ついつい他に逃げておりました。。
もうじき雛人形を飾る時期になるので、その前に!と、気持ちを奮い立たせて片付けた次第です!
 
というわけで、なんとかこぎつけた現在のリビングのご紹介、どうぞお付き合いくださいませ。
 

入居して2年経った、我が家のリビングの使い方

我が家のリビングは、web内覧会の間取り編でご紹介したように、

玄関ホールから扉一枚でつながっています。
約12畳の空間のうち8畳ほどが吹き抜けで2階とつながっており、階段もリビング内にある、ダイニング、キッチンと隣接している、といった具合にどこに行くにもリビングを通る間取りになっていて、まさに「家の中心」になっています。
 
そんなリビング、現在はすっかり「子供の過ごす場所」と化しています。

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「化している」とはいいましたが、元々キッズスペースというものを特別に作ることは考えておらず、数年間のことなので、当初からリビングを子供の過ごす空間として使うことにしていました。
 
キッズスペースは、後々子供が大きくなったら〇〇スペースとしても使えるよ!とオススメされることもありますが。
「数年後に」「〇〇としても使える」
というのは、別の角度から考えると、
「現在その用途で使う空間がなくて困らないのなら、数年後もなくてもさほど困らない」
  ↓
それって無駄じゃない?という考えのもとです。
(ゲストルームさえ、無駄と捉えて作っていない我が家です)
 
もちろん、フレキシブルに使える空間というのはとても便利だし、あった方がよいと思いますが、それは何も個別に用意しなければならないわけではないと考えています。
我が家はリビングをフレキシブルに使える仕様にしたことで、キッズスペース→後に〇〇スペースという場所を設けずともなんとかやっています。
今のところは特別困っていることはありません。
まぁ強いて言えば、毎日リビングが空き巣被害にあったかのような状態になるってことくらいでしょうか・・・
それが嫌でキッズスペースを設ける方が多いのかもしれませんね。
何を重視するかは家の数だけあるので、キッズスペースに限らず、何がオススメで何がオススメじゃないか、ということに正解はありません。
我が家は美しいリビングをキープするより、空間を無駄なく使うことを優先した結果といった感じです。
誰かに見せる目的で建てた家ではありませんからね♪
とはいえ、散らかり放題の空間は私もストレスがたまるので、1日に最低1回はリセットして整えるようにしています。
 
そんなリビング。というかもはやキッズスペースは。
子供が日中過ごす空間の役割としては、主に以下の3つの機能を備えています。

①着替え:衣類の収納

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朝起きてから、また夜お風呂に入ってからの着替えをここで行うので、一通りの衣類を収納しています。
 

②遊ぶ:遊ぶスペース、おもちゃの収納

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おもちゃを収納しておくスペースはもちろん、おもちゃを広げたり走り回ったりして遊べるスペースを確保しています。
 

③食事:食事もできる環境

基本的にはダイニングで食事しますが、絶賛イヤイヤ期中の「ごはんたべない」発言に対応すべく、「今日は遊ぶお部屋で食べようか♪」と気持ちを切り替えてもらう時に度々使っています。
小さな子供同士とそのママさんたちとの食事やお茶タイムも、ここで対応できます。
 

ちなみにキッズスペースがある場合は、お昼寝もそこでさせるケースが多い?かもしれませんが、我が家の場合は夜みんなで寝ている寝室で昼寝をさせるので、リビングには寝具類を置いていません。
リビング=起きている時に過ごす場所、寝室=寝る場所、と場所で行動を区別するようにしています。
 

現在のリビングの仕様

web内覧会時にご紹介したように、建物自体には特別なものを足さず、壁面を多めにしました。

壁面が多いと、家具を配置しやすいというメリットがあります。
ライフステージにあわせてフレキシブルに使えるように、造作家具はなく、置き家具で対応するようにしています。

家具:

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現在リビングにある大物家具というと、テレビボード、収納ラック、ソファー、テーブルですが、おもちゃの入れ替わりや収納の見直しなどにあわせて度々模様替えをしています。
壁面が多いおかげでいろいろな配置ができるので、助かっています。
家具類はフローリングと同じオーク材、またはオーク材と相性の良いタモ材で統一することで、家具を並べ替えたり場所を移動させても、ぼちぼちまとまってくれます。
 

テレビ問題:

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我が家は夫婦共にそれほどテレビを観ないため、将来的にはテレビを置かなくなることも予想されます。
(テレビへの情熱の低さがテレビサイズに表れています・・・ただ賃貸住まいの時から買い替えていないだけでもありますが・・・)
テレビの黒い画面をインテリアの邪魔にさえ感じているので、テレビをやめてプロジェクターにしてもいいかなとも思っています。
プロジェクターでも、テレビチューナーを接続すればテレビ番組が観れるそうですしね。
そういうことを考えると、テレビを配置する壁は極力シンプルに、フラットに、ホワイトカラーにしておき、スクリーンを別途用意しなくてもプロジェクターを映せるようにしておきました。
テレビの壁付けも検討しましたが、仕上がりを考えると通常より高い位置にコンセント&アンテナ端子を設けるわけで、そうなると将来テレビをやめたときにコンセントやらが目立つ高さに残ってしまうことに。
それが見えてしまうからテレビを手放せない、となるのも嫌だなと思い、一番自由度の高いテレビ台設置にしました。
テレビ台も造作ではなく置き家具にしたので、不要になった際の処分も楽です♪
 

カーテン:

以前ご紹介したダイニングはウッドブラインドを採用していますが、リビングはカーテンとウッドブラインド、2種類を採用しています。
階段手前の腰高窓は、ウッドブラインドに。

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南面の掃き出し窓は、レース&ドレープのカーテンに。
向かって右側(ダイニング側)の壁面積が小さく、カーテンを束ねてあると通行の邪魔になりそうだったので、反対の片側に寄せる仕様にしています。

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インテリア性、お手入れの楽さを考えると、掃き出し窓もウッドブラインドにしたいのですが、子供が小さいうちはいわゆるメカもの(ブラインドやロールスクリーンなど)は壊されそうで・・・
(特にバーチカルブラインドは、小さな子供による破損が多いと聞きます)
それを気にして日々子供に口を出すのも嫌だし、それならいっそ柔らかいカーテンで思いきり遊んでおくれ!と思い、現在はカーテンを選んでいます。
願い通り?、毎日のようにカーテンでかくれんぼをしてくれているので、これでよかったなと思っています笑
掃き出し窓の外側には縁側を設けているので、出入りする際にも、カーテンの方が断然楽!
将来的には掃き出し窓を使うことも少なくなるだろうし、カーテンの寿命を迎えた際には、腰高窓同様にウッドブラインドにしようかな、と。
それまでは、カーテンならではのお部屋作りを楽しみたいなと思っています♪
 

インテリア小物:

手の届く高さには極力置かないようにと考えると、いたってシンプルな空間に・・・
あまり凝った装飾をする気もなかなか起きず、今はまだ時計と少数の観葉植物のみという状態です。
装飾はほとんどないようなリビングですが、ブルーに塗装したドアのおかげでフォーカルポイントができ、多少は見られるようになっているかな・・・と。
吹き抜けなこともあり壁面積が大きいので、何もしないとただ殺風景な空間になりがちです。
今後壁面の装飾も計画しているので、その際はまた改めてご紹介したいと思います!
 
 

いかがでしたでしょうか。
次回はリビングに置いている大物家具について、少しずつご紹介できたらと思います。
特別なものは使っていませんが、今の暮らしに合うもの、フレキシブルに使えるもの、という目線で選んだので、どなたかの参考になればうれしいです。
 
ではまた!
 
 

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