インテリア(デザイン)と収納(機能性)の両立を目指すお家づくり

                                                                                  インテリアコーディネーターと整理収納アドバイザーの目線で、最適解なモノ選びやコーデのコツ、家作りの考え方などを発信しています。

我が家のウィンドートリートメント・2022 ~1階編~

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
前回ウィンドートリートメントについてまとめてみましたが、けっこうなボリュームになってしまいましたね。
(まとめる方も疲れましたが、読んでくださった方も疲れてしまったかと・・・)

今回は我が家が実際に選んだウィンドートリートメントについてご紹介します。
デザイン性だけでなく、メリット・デメリットを考えた結果選んだエレメントたち。
選び方や考え方の参考にしていただけたらうれしいです。
ボリュームある内容となってしまったので、1階、2階と記事を分けてご紹介しますね。
 

我が家のウィンドートリートメント・2022 ~1階編~

我が家1階の窓で窓まわりエレメントを付けている個所がこちらです。

・リビングの掃き出し窓×1
・リビングの腰高窓×1
・ダイニングの腰高窓×3
・ランドリールームの掃き出し窓×1

間取りとあわせて確認されたい方は、web内覧会・間取り編をどうぞご覧ください。


 

リビング

・掃き出し窓(南面):ドレープ&シアーカーテン

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こちらは幅約2300mmと大きめの掃き出し窓で、一般的なドレープカーテン(=光を遮ったりプライバシーを守るためのカーテン)とシアーカーテン(=光を採り入れるためのカーテン)の組み合わせにしています。
カーテンを選んだ理由については、こちらの過去記事をご覧ください。

我が家のドレープカーテンは、特に遮光性能の高いものではありません。
夜間は外から見ると明かりが灯っているのが分かりますが、人影や中の様子が分かることはないのでプライバシーは十分に保てます。
逆に明かりが灯っていることが分かる方が人の気配がして防犯上はいいだろうという考えで、特に日中暗くする必要がある場所でもないことから遮光性能は求めていません。
全ての窓に遮光性能を求めるお客様もいらっしゃいますが、私個人としてはあまり遮光カーテンが好きではありません。

遮光性のあるドレープカーテンとなるととたんにデザインが劣ってしまうためです。。(←個人の好みの問題です)

遮光するためには生地の中に特殊な黒い糸を入れる、または裏面を樹脂などでコーティングする、生地を2枚重ねるなどの加工が入るので、どうしても生地の色合いがくすんでしまうからです。
それでも好みの色柄があれば問題ありませんが、遮光性能を選ぶかデザインを選ぶかとなった場合は、本当に遮光性能が必要な場所なのかをいったん考えることをオススメします。
カーテンは面積が大きいので、お部屋のイメージに大きく影響しますからね。
 
逆に遮光性能を求めている方で「この生地が気に入ったけど遮光カーテンじゃない~」とお困りの方は、裏地をつけることで遮光カーテンに変身させることもできます。
オーダーカーテンの場合は注文時に対応してもらえることもありますし、最近ではネットで後付けできる遮光裏地なども販売されているので、それらを使うのも手です。

・近隣住宅との距離が近くて夜間に窓から明かりが漏れると迷惑をかけるかも

・夜勤のある仕事で日中眠れるように部屋を暗くしたい

・真っ暗でないと寝られない

など暗くする必要がある方にはとても有効な機能で、決して遮光カーテン自体をオススメしない!というわけではありません。
なんでも機能が付いていればいいのではなく、自分のライフスタイルに必要かどうか考えるようにするといいですね。
 

・腰高窓(北面):ウッドブラインド

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階段手前にある腰高窓は、ウッドブラインドにしています。
我が家の場合、ウッドブラインドの向こう側が親族の土地なので、スラットを全開にして外から中が見える状態になっても支障がない場所ということで、日中はスラット全開にして過ごすこともしばしば。
南面からの採光だけでもストレスなく過ごせますが、曇りの日などはブラインドを閉じてしまうとやや暗くなってしまうので、スラットの角度を調整して採光を得ています。
スラットの角度次第で採光を微調整できるのが、ブラインドの最大のメリットといってもいいのではないかと思います。
 
同じ空間のウィンドートリートメントは統一するのが一般的ですし、統一した方がお部屋がまとまりやすいのは事実です。
が、決してそうしなければならないわけではないので、使い勝手や好みに合わせて変えるのはアリです。
例えば、同じ生地を使って大きな掃き出し窓はカーテンに、小さな腰高窓はシェードに、と変えてもいいですね。
我が家は、ゆくゆくは掃き出し窓もウッドブラインドにしたいと思っているので、腰高窓のみ先行してウッドブラインドにしました。
スラットのカラーをフローリングやその他木部と合わせることで、腰高窓だけウッドブラインドにしても浮かないようにしています。
 

ダイニング

・腰高窓(南面):ウッドブラインド

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ダイニングの腰高窓3カ所には、リビングのウッドブラインドと同じものを採用しています。
こちらの空間は、当初提示された間取りプランでは掃き出し窓になっていましたが、

・リビングと近い場所にまた掃き出し窓を作っても双方を出入りに使うことはない。

・掃き出し窓にする=壁面が減ると家具の配置が縛られる。

・夏は暑そう!

といった理由から、腰高窓に変更してもらいました。
細長い形状が希望だったため、採光量の関係から3つになっています。

ダイニングでは、テーブル上で焼き肉やらお好み焼きやらとプレート料理を楽しむことが分かっていたので、ブラインドにすることに迷いはありませんでした。
カーテンやロールスクリーン、シェードといったファブリックだと、臭いを吸着しやすいためです。
ブラインドはほこりがたまりやすいといったデメリットもありますが、私は洗濯よりも都度ほこりを取る作業の方が気が向いた時にさっとできて気持ち的に楽だなと思い、デザイン、お手入れの面でウッドブラインド一択!でした。
(といいながら、あまり掃除できていませんが・・・)
 

ランドリールーム

・掃き出し窓(南面):ロールスクリーン

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こちらは洗濯物を干す空間として使っています。
実は本邦初公開!?かもしれません笑
日照を得るために日中は窓を覆わず過ごすことから、ロールスクリーンを選びました。
気候や天気がいい日は窓を開けて風を通すこともありますが、そうでない場合は日照と天井に設けた換気扇で洗濯物を乾かしています。
(梅雨の時期は+サーキュレーターを回す必要があります)

ブラインドと迷いましたが、スラットを全開にしても採光量にやや不安があったので、完全に窓を全開できるロールスクリーンにしました。
全開にするのであれば左右開閉操作の方が楽ですが、湿気が多くなりがちな空間なので、生地が多くなりがちなカーテンはカビの発生を懸念して避けました。
ロールスクリーンは1本のチェーンをぐるぐる引っ張るだけで上下開閉できるので、毎日の操作も苦なく行えています。
 
 
 

いかがでしたでしょうか。
次回は2階のエレメントをご紹介予定です。
どうぞお楽しみに♪
 

ではまた!
 
 

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