インテリア(デザイン)と収納(機能性)の両立を目指すお家づくり

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「当たり前」を疑おう!

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
脱衣室のweb内覧会時に少しだけ触れた「洗濯パン」。


我が家は思い切って付けませんでしたー!というお話をしましたね。
今回は、この洗濯パンについてもう少し掘り下げてお話したいと思います。
 


洗濯パンとは?

洗濯機の下に設置されているプラスチック製の受け皿のようなもので、万一の水漏れから床を守る役割があります。
別名「防水パン」や「洗濯機パン」とも呼ばれます。
役割としては、水漏れ防止の他に多少の防振対策の目的もあります。
特に集合住宅では、階下への水漏れ被害や振動による騒音問題対策として、洗濯パンの設置は必須ですね。
これまでは集合住宅だけでなく戸建住宅でも、当たり前のように設置されていたこの洗濯パン。
けれど、洗濯機の性能向上により水漏れの心配がほとんどなくなってきた最近では、既設の洗濯パンを撤去したり、新築の際は当初から設置しないという家も増えてきています。
 

洗濯パンっている?いらない?

さて、そんな洗濯パン。
設置したほうがいいか、いらないかと聞かれたら、「設置したほうが安全です」とお答えします。
決して私の口から「つけないのがオススメですよ!」とは言えません^^;
なぜなら、万一の水漏れの際の被害の責任を負えないから。
洗濯機の性能が向上して洗濯中の水漏れはほとんどなくなりましたが、排水ホースの経年劣化や接続不備による水漏れはもちろん生じる可能性があります。
ですからあくまで「我が家はこうしたよ」というお話で、やるやらないのご判断は自己責任になりますので、ご承知おきくださいね。
 
多少のリスクを冒してまで我が家が洗濯パンを設置しなかった理由は、とにかく洗濯機下の掃除のしづらさです。
市販のかさ上げ台を追加したり、最初からかさ上げできるタイプの洗濯パンを利用すれば多少掃除がしやすくなりますが、そうはいっても洗濯パン自体に凹凸が多くて掃除が手間だし、見た目もダサイし・・・と、以前から気に入らない存在(←言い方)だったので、思い切ってなくしてしまいました。
 
では、どうしたか。

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写真にあるように、洗濯機を乗せられる専用の台を購入して載せています。
(商品はこちら↓ 詳しい使用感も載せてあります)

角パイプ洗濯機台 DSW-151/ 洗濯機 置き台 ドラム式対応 洗濯機台 ランドリーラック


商品レビューの中には「振動がすごい!」「振動でホースがはずれちゃった!」というのもまれに目にしますが、我が家は住み始めて2年弱、今のところ特に問題なく使用できています。
振動も音も洗濯パン上で使用していた時とさほど変わらないかな?
床に洗濯機直置きの方が見た目のスッキリ感は勝りますが、洗濯機下の掃除のしやすさも考えると、こちらがベターだなと思っています。
ドラム型洗濯機にも対応しているので、今後も問題がなければ引き続きお世話になっていく予定です。
 
 
いかがでしたでしょうか。
洗濯機置きスペースに当たり前のように設置されている洗濯パン。
これまではどの家にも設置されていたので、「付けるのが当たり前」と思いこんでしまっている方も多いかと思います。
もちろん理由があって設置しているものなので、必要な人はいるし、「なくすべし!」と主張したいわけではありません。
ただ何事においても「当たり前」と流さずに、設置する理由をきちんと確認して自分の家に必要かどうかを考えるようにすると、無駄がなくなり快適な暮らしにもつながりますよね♪
「当たり前を疑う」ものは他にもあり、我が家は採用を見送ったものがいくつかあるので、シリーズ化して別記事でご紹介していきたいと思います。
 
以上、どなたかのご参考になったらうれしいです。
ではまた!
 
 

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