インテリア(デザイン)と収納(機能性)の両立を目指すお家づくり

                                                                                  インテリアコーディネーターと整理収納アドバイザーの目線で、最適解なモノ選びやコーデのコツ、家作りの考え方などを発信しています。

個性派揃いな我が家のダイニングチェアたち

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
現在の我が家のダイニング風景を紹介させていただいておりますが。
私の愛着がつまったダイニングテーブルに続きまして、今回はダイニングチェアです。
「ダイニングチェア」として販売されているものではないものもありますが、ダイニングテーブルの高さに合うものを選んで使用しています。
全部で4脚、それぞれに個性のある子たちです。
よかったらお付き合いください♪
 

個性派揃いな我が家のダイニングチェアたち

f:id:plusdecor:20211203153452j:plain

チェアは、アンティークものをいろいろ捜しまわってみたいなと思っていたのですが、ちょうど妊娠中(自宅安静)と重なり残念ながら”自分の足で探しまわる”ことは難しく。
PC上で探しまわっていたところ、ネット販売もしているアンティーク家具屋さんで好みのものに出会いました!
アンティークものとなると、年季の入り具合などが1点ずつ異なるので、本当なら足を運んで実物を見たいところでしたが。
とても丁寧に商品説明されていて、家具1点1点への愛情も感じられたので良い商品を扱われていると信じて・・・勇気を出して購入しました。
結果、とてもいい子たちが手元に来てくれたんです♪
 
ちなみに「アンティーク」とは、100年以上経っているものを指し、100年に満たないものは「ヴィンテージ」とされています。
我が家に来たチェア4脚は、アンティークとアンティーク予備軍の子たち。
これからの成長が楽しみなメンツです!
 
それでは1脚ずつご紹介します!
 

①アーコールのフープバックチェア

f:id:plusdecor:20211203153739j:plain

アーコール(ERCOL)とは、イギリスの老舗家具メーカー。
中でもチェアの人気が高く「アーコールチェア」と通称がつくほどです。
「曲げ木」の技術に秀でたメーカーで、それを活かした人気デザインのひとつが、この「フープバックチェア」。
背もたれのぐわんと曲がっている部分は、「曲げ木」の文字通り 一本の木材を曲げることで形作られています!
スポーク(背もたれの棒)の本数に4本、5本、6本と種類がありますが、曲げ木部分が際立ってかわいらしい4本タイプにしました。
 
一見座り心地が悪そうな板の座面ですが。
お尻と太ももがフィットしやすいように、フラットではなく少し彫られているんです。
分かるでしょうか?↓

f:id:plusdecor:20211203153824j:plain

なので、比較的長時間座っていても特に痛みや疲れは感じません♪
(冬はさすがにちょっと冷たさを感じるので、パッドを敷きますがね・・・)
 
と、見た目も座り心地もすばらしい子で、私の一番のお気に入りです。
お気に入りなので、リビングからも後ろ姿を拝められる場所に配置しています♪

f:id:plusdecor:20211203153930j:plain

ちなみに、1960年代にイギリスで作られたものということで、御年60歳ほどでしょうか。
ヴィンテージの部類になります。

②チャーチチェア

f:id:plusdecor:20211203153951j:plain

こちらはメーカー不明ですが、1920年代のイギリスでつくられたアンティークです。
名前の通り、教会で使われていたチェアだそうです。
一番の特長は、背もたれ裏に付いている聖書を入れる箱でしょうか。

f:id:plusdecor:20211203154014j:plain

洋書やドライフラワーなどを差し入れたらステキだなぁ~、と妄想がいろいろと膨らんで購入しました♪
(現在のところ、子供のおもちゃの隠し場所として使われていますが・・・)
 
背もたれ部分のデザインは、チェアによって十字架など宗教モチーフがくりぬかれているものもありますが、我が家はそれらのないシンプルなものを選びました。
1脚だけだったらそういうのもかわいいのですが、いろいろなデザインのチェアを置くとなると、あまりデザインが凝り過ぎているとごちゃごちゃしてしまうので。
(ごちゃごちゃが悪いわけではなくて、私の好みの程度です)
 
こちらも①同様、板座をくぼんで彫られているので、座り心地良し!です。
教会で使用していたものですからね、長時間座れないと困りますもんね。
 

③スクールチェア

f:id:plusdecor:20211203154040j:plain

こちらもメーカー不明のイギリス製。
1950年代製とのことなので、①と同年代のヴィンテージです。
イギリスの学校で使われていたチェアだそうで、装飾もないシンプルなデザイン。
個人的には、曲げ木でつくられた脚部のラインに特に惹かれています♪
(これ、すごくないですか!)
このデザインのおかげで、木製チェアですがスタッキング可能だそうです。
シンプルだけど細かな点も配慮されていて、背もたれも微妙にカーブしています。

f:id:plusdecor:20211203154132j:plain

背もたれ低めでやや小ぶりだからか、学校で使われていたという背景のせいか、なんともいえないかわいらしさを感じます。
 
ただ1点問題が。
大人も使用可能とのことだったのですが、夫が座るときしみと脚部のずれ(伸び?)が・・・
(標準体型なんですけどね)
本人も壊してしまうのではという恐怖感から、使用を自粛しております笑
ということで、こちらは普段あまり使われておりません。
来客時など、チェアをフル出動させるときに私が座ることにしています。
(今のところ私の体重なら大丈夫そうなので笑)
 

④FAMEGのウィンザーチェア

f:id:plusdecor:20211203154202j:plain

こちらはポーランドから来た子です。
ファーメグ(FAMEG)社は、ポーランドで約120年の歴史を持つ老舗家具メーカーで、私も知らなかったのですが、有名なトーネットのポーランド工場を受け継いだメーカーなんだとか。
1970年代製とのことなので、ヴィンテージです。
 
ウィンザーチェアといえばイギリス発祥ですが、FAMEGのロゴがかわいいし、せっかくだからいろんなところからのチェアを迎え入れたいな、とこちらを選びました。

f:id:plusdecor:20211203154219j:plain

4脚の中で一番若者だからか?、年季の入り具合も浅いし見た目スッキリしています。
シンプルなので、テイストを選ばずどんな空間にも置けそうで、デザインが異なる4脚のバランスを取ってくれているようにも思います。
 
 

いかがでしたでしょうか。
全ての家具をアンティークものにするにはお金がかかるし、何よりそれは私の好みではないので、暮らしに少し取り入れる程度で楽しんでいけたらなと思っています。
現時点で本当の「アンティーク」はまだ1点ですが、これから大切に手入れをしてヴィンテージから育てていきたいです♪
(最近は夜な夜な家具にオイルを塗る日々です、乾燥してきたので・・・)
 
 
以上、ご参考になることがあればうれしいです。
ではまた!
 
 

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、とても励みになります!

にほんブログ村 インテリアブログへ にほんブログ村 インテリアブログ 素敵なインテリアへ にほんブログ村 インテリアブログ ナチュラルインテリアへ