インテリア(デザイン)と収納(機能性)の両立を目指すお家づくり

                                                                                  インテリアコーディネーターと整理収納アドバイザーの目線で、最適解なモノ選びやコーデのコツ、家作りの考え方などを発信しています。

Web内覧会:ダイニング編

こんにちは、インテリアコーディネーターのkimicoです!
 
さてさてWeb内覧会の続きといきたいと思います。
今回はダイニング。
我が家はダイニングとキッチンがカウンターでゆるく仕切られており、空間としてはDKに該当するかと思いますが、それぞれに語るポイントがそれなりのボリュームであるので・・・ダイニングとキッチンを分けてご紹介しようと思います。
 
では、Let's go !

Web内覧会:ダイニング

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↑リビング側からの風景  ↓キッチン側からの風景

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テーマ:ナチュラル&レトロポップ

家全体のテーマ「ナチュラルスタイル」に加え、ダイニングは楽しく食事ができるよう少し色を加えて明るい雰囲気にしたいなと思っていました。
ベースのナチュラルスタイルや隣接するキッチンとの相性を考え、色は複数使うけれどカラフルすぎない、ダルトーン(=冴えない色)のレトロポップなスタイルをMIXしてみました。
 
って、カタカナばかりの説明でなんのこっちゃ、ですよね(^^;)
あくまで個人宅なので、そもそも〇〇スタイルという定義に固執する必要はなく、自分の好きを尊重したコーディネートにすればいいという考えなのですが。
参考にしたいと考えてくださる方が情報を集めやすいように、専門用語をふまえて書かせていただきました。
各インテリアのスタイルについては、また改めて別記事で詳しく説明したいと思いますので、楽しみにお待ちください。
 

広さ:

我が家のダイニングは3.5畳ほど。
ダイニング&キッチン間の通路部分も合わせると合計5.5畳ほどでしょうか。
数値だけ聞くと小さく感じますが、3人家族が普段食事をするのに十分なテーブル(幅1500mm)が置けて、かつゲストをお招きして計6人までは一緒に座って食事できるかな、という必要最小限+αを押さえた寸法です。
(それ以上の大人数をお招きする場合は、あわせてリビングを使おう!という作戦です)
+勉強用のカウンタースペースも含めているのですが、特に狭く感じることもなく快適な広さで満足しています♪
ちなみに当初は4畳あったのですが、諸事情で3.5畳に・・・・諸事情についてはまたおってお話します。
 

仕様:

・床

他と同様、オーク材の無垢フローリングです。
(写真に肝心の床が入り込んでおらずすみません・・・)
 

・天井、壁

こちらも他と同様、天然素材でつくられた「ルナファーザー」を貼り、その上から塗装しています。
(「ルナ―ファーザー」についてはこちらの記事をご参照ください↓)

ickimico.com

南面、西面壁のみ、ニュアンスカラーといわれる少しグレーがかったグリーンで塗装しています。
リビングドアをはじめ、我が家はこのニュアンスカラーを所々に用いています。
(完全なる私の趣味です)
ドアと壁は色が異なりますが、色相(赤、青、黄色、緑など)が違っていても、トーン(明るさや鮮やかさ)を合わせれば、コーディネートがまとまりやすくなります♪
 
さて、よくあるのは壁1面のみアクセントカラーにする事例ですが、我が家はなぜ2面にしたかというと。
リビングからこのグリーンがチラリと見えるようにしたいなと思い、まず勉強用カウンター面(西面)をアクセント壁にすることは決めていました。
でも、
・この壁面はアクセントにするには少し小さい
・この西面だとダイニングで腰掛けるポジションによって視界に入らないのは少し寂しい
と思い、どのポジションでもグリーンを感じられるようにもう1面アクセント壁にしよう!ということで2面がグリーンになったのでした。
「アクセント壁は1面だけ」でなければいけないわけではありません。
どう見せたいか、どの程度主張したいか、によってこのように面積を増やすのも手です♪
(壁塗装色:Jカラー E42-70D)
 

照明:

ダイニングスペースには、照明が2灯あります。
1灯は、ダイニングテーブル周りを照らすペンダントライト。
我が家はダイニングスペースが狭いので、大きなペンダントライトにすると頭上の圧迫感が強くなり、より狭く感じてしまいます。
そのため、小さめサイズのペンダントライトをいろいろと探しました。
そんな中で見つけたのがこちら。

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ルイスポールセンの「Doo-Wop ドゥー・ワップ」です。
ルイスポールセンといえば、「PH5」が有名でしょうか。
我が家に迎え入れた「Doo-Wop」は同じくモダンな曲線が美しいけれど、コロンとかわいらしくレトロな雰囲気も感じられて。
ダイニングのアイコンとすべく採用しました。
 
もう1灯は、勉強用カウンター上部のブラケットライト(壁付けの照明)です。

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カウンター上にスタンドライトを置くという選択肢もありました。
その方がデザイン性が高い商品もいろいろあるし、インテリア的には”映える”のですが。
・カウンターの使い勝手、掃除の面からカウンター上に常設するものはなるべく少なくしておきたい
・ダイニングにはペンダントライトとグリーンの壁という大きなフォーカルポイントがすでにあるから、デザイン性のあるものは控えておこう
ということで、壁付けで且つ存在が目立たせない間接照明のようなライトを設置しました。
 
これ1灯でカウンター全体を照らす十分な明るさがあるし、器具自体の掃除もほぼ不要だし、とても満足しています。
 

収納:

ダイニングには2か所収納があります。
1か所は、キッチンとの境に設けたカウンター下です。
(子供の開閉防止アイテムがついています・・・)

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カウンター下のオープンなスペースと、そのさらに下に扉付きの収納スペース(可動棚)があります。
こちらに収納したいものをあらかじめ決めていたので、それらが収まるよう寸法を決めました。
 
もう1か所は、勉強用カウンター横です。

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収納スペースの幅はカウンターの奥行分だけなので、小さなスペースではありますが、こちらもここに収納したいものをあらかじめ決めていたので、特に収納量に問題はありません。
一番上の使わない場所にインターネット回線等の機器一式を収納できるよう、電気配線も考慮しました。
 
ちなみに、収納する間口の向きはダイニング側(写真向かって左側の壁)に設けることもできたのですが、あえてこちらに。
というのも、ダイニング側に設けると、オープン収納の中身がリビングから丸見えになってしまうことになり、そうすると「きれいに見えるようにしなきゃ」ハードルがどうしても高くなってしまう気がしまして。
プライベート空間であるキッチンからしか見えない面にしたことで、多少雑然としていてもそれほど視線を気にせず必要なものを収納できているので、よい判断だったなと思っています。
 

その他のこだわりポイント:

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勉強用カウンター上の照明なのですが。(写真で分かりますでしょうか?)
こちら元々は白く塗装された商品でした。
が、グリーンに塗装した壁に設置したそれの白が角度によってほんの少しだけ見えてしまうのが気になって気になって・・・
職人さんにお願いして壁に合わせて塗装してもらいました。
細かいといえば細かい話なのですが(^^;)
神は細部に宿ると申しますように、細かい部分を疎かにしてしまうと、結果として空間全体の完成度が落ちてしまいます。
そこまでの完成度を求めていない方はもちろんそのままでいいのですが。
このちょこっと見えてしまう白いライトだけでなく、例えばスイッチプレートのデザインや色だったり、建具の取っ手だったり。
ちょっとでもモヤっと気になることがありましたら、とことん検討されることをオススメします。
検討したうえでそのままにする場合とよく考えずにそのままにしてしまう場合では完成後の満足度が違ってきますよ~。
 
 
と、ダイニングはこんな感じです。
これまでの玄関、リビングとは少しだけ雰囲気が違いますが、いかがでしょうか。
我が家はスペースごとに少しずつ雰囲気を変えているので、それらの違いもご紹介していけたらと思っています。
 
以上、何かご参考になることがあればうれしいです。
ではまた!
 
 

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